石原さとみ、井上ひさし戯曲に再挑戦 「先生の言葉を大切に伝えたい」

2012年12月6日 / 18:52

 舞台「組曲虐殺」の公開稽古が6日、東京都内で行われ、出演者の井上芳雄、石原さとみ、高畑淳子らが会見に応じた。

 本作は、プロレタリア文学の旗手・小林多喜二の人生と、彼を取り巻く人々の運命を描いたもの。2010年に死去した井上ひさし氏最後の戯曲を、3年前の初演時と同じく栗山民也氏が演出、キャストも同じ顔ぶれがそろった。

 多喜二の恋人・瀧子役の石原は「劇場に入って懐かしい気持ちと、ついに初日がやってくるんだという気持ち」と感慨深げ。「(初演時には存命だった)井上先生がいらっしゃらない寂しい思いがあるけれど、先生が命を削って書かれた言葉を、大切に丁寧に伝えたい」と気合を入れた。

 また、共演の高畑から「井上先生が『田中絹代の声だ』と言っていた」とエピソードを披露された石原は、照れ笑いを浮かべながらも「涙が出そうな歌のシーンもあります。そんなフレーズを書く先生はすごい。雰囲気や笑顔が思い出されます」としみじみ語った

 舞台は、東京・天王洲銀河劇場で、12月7日~30日まで上演。その後、福岡、金沢、大阪、新潟、市川、広島、名古屋の計8会場で上演予定。


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