ジミー・ペイジが来日会見 「MP3ではレッド・ツェッペリンの音は再現できない」

2012年10月16日 / 18:56

 「機会があれば必ず日本に来たいと思っている」と語ったジミー・ペイジ

 レッド・ツェッペリンの「祭典の日(奇跡のライヴ)」のCD、CD&映像、デジタル商品の発売を記念した先行プレミア試写会が16日、東京都内で行われ、オリジナルメンバーのジミー・ペイジが記者会見を行った。

 この映像は、レッド・ツェッペリンが2007年に行った一夜限りの再結成ライブの模様を収めたもの。この日はペイジの発案で一般のファンも招待された。

 ペイジは「どんな質問をされるのかドキドキしている。サスペンスがある」と緊張気味にあいさつしたが、「皆さん映画は楽しんでいただけましたか」と客席に向かって呼び掛けると、大きな歓声と拍手が湧き、ペイジも笑みを浮かべた。

 またペイジは「バンドの全員が賛成して、こういう形で出せることはうれしいし、ホッとしている。そういう時期が来たということだと思う」と語った。

 最後に、今回のブルーレイオーディオでのリリースについて「レッド・ツェッペリンに関しては、常に最高のクオリティーのもので出したいという気持ちが昔からあった。MP3では、レッド・ツェッペリンの本来の音は絶対に再現できないと思う」と“ペイジ節”をさく裂させると、会場は再び大きな歓声と拍手に包まれた。


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