坂東玉三郎、名作「日本橋」に25年ぶりに挑戦 「本質を変えずに新しいものを見たと感じさせたい」

2012年8月27日 / 15:58

 坂東玉三郎特別公演「日本橋」に出演する(左から)斎藤菜月、松田悟志、坂東玉三郎、高橋惠子、永島敏行 (c)KYODONEWS

 坂東玉三郎特別公演「日本橋」の制作発表記者会見が27日、東京都内で行われ、演出・主演の坂東玉三郎、出演者の高橋惠子、永島敏行、松田悟志、斎藤菜月が登場した。

 本舞台は、大正時代の日本橋を舞台に、医学士をめぐって2人の芸者が繰り広げる意地の張り合いを、泉鏡花独特のせりふ回しで描くもの。

 25年ぶりに名作に挑戦する玉三郎は「『日本橋』は十数年間ずっと上演したいと思っていたけど、なかなかキャストがそろわなかった。新しい劇場と新しい配役で、芝居の本質は変わらないのに(観客に)新しいものを見たと感じさせたい」と意気込みを語った。

 名妓・清葉を演じる高橋は「この話を頂いたときに、私の女優人生にとって最高のステージがそこにあると思った。玉三郎さんとご一緒できることはとても光栄」と声を弾ませた。

 一方、永島は「人生をなげうって一人の女にほれ抜くという、実生活ではできないことを舞台の上で楽しみたい」と話して笑いを誘った。

 舞台は、東京・日生劇場で12月3日から26日まで上演予定。


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