桂三枝、文枝襲名にプレッシャー痩せ 「名前を使い分けるのは師匠に失礼」

2012年7月2日 / 19:19

 「文枝の名を全国に広め、上方落語を皆さんに知っていただけるように頑張っていきます」と意気込みを語った桂三枝 (c)KYODONEWS

 落語家の桂三枝が2日、東京都内で開催された「三枝 改メ 六代桂文枝襲名披露パーティ」に出席した。三枝は7月16日に「六代 桂文枝」を襲名する。

 襲名について三枝は「私にとって“文枝”というのは師匠なわけですから、文枝の名前を汚すことなくやっていかなければならないという気持ちです」とコメントした。

 また、襲名を2週間後に控えた今の心境を「皆さんに祝っていただくほどにプレッシャーを感じて、最近、ちょっと痩せてきました。近ごろでは地井武男さんや小野ヤスシさんが亡くなり、“私もこの先あまり長くないんじゃないか”なんて思いながらも、頑張っていかなければと思っております」と話した。

 最後に、今後、三枝の名を誰かに継承させるかと問われると「全く考えておりません。私の中で“文枝の名で椅子から転げ落ちては失礼だ”という思いがあって、バラエティー番組では三枝の名でいこうとも考えておりました。しかし、“名前を使い分けるのは失礼だ”という意見を頂き、これからは落語、テレビは文枝の名でやらせていただき、これまで通り創作落語を作る作家としては三枝としてやっていこうと思っております」と説明した。


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