吉行和子「現実世界では、もう楽しいことはない」 「フィクションの中で楽しく過ごしたい」

2012年7月4日 / 18:34

 (後列左から)中尾ミエ、吉行和子、富司純子、(前列左から)本作のモデルとなった2人、ジャパンポンポンのメンバー (c)KYODONEWS

 映画「人生、いろどり」完成披露試写会が4日、東京都内で行われ、出演者の吉行和子、富司純子、中尾ミエ、御法川修監督が登壇した。

 本作は、高齢化と過疎化が進む徳島県の上勝町で70~80代の女性が中心となって葉っぱや道端の草などを料理のあしらいとして市場に提供する“葉っぱ”ビジネスを立ち上げ、年商2億6000万円までに成長させたという実話を映画化したもの。

 出演オファーを受けた時の感想を、富司は「このお話をもらう前に、テレビ番組で(本作のモデルとなった)彼女たちを見て『うわぁ、人生楽しく生きているな』って思っていたので、ぜひこの役を引き受けようと思った」と語った。中尾は「ずいぶん、久しぶりの映画でした。この話をテレビで拝見した時は『私にはまだ早過ぎるんじゃないか』って思ったんですけど、どうやら世の中的には、もうその枠に入っているようで」と苦笑した。

 今後の抱負について、吉行は「現実世界では、もうそれほど楽しいことはないに違いないし、いろいろ面倒くさいことも多かったので、フィクションの中ですてきな役を頂いて、伸び伸びと楽しく過ごしたい」と語った。

 また、映画の完成を祝い舞台となった上勝町から、最高齢の89歳で葉っぱビジネスに参加している針木ツネコさんらがイベントに駆け付けたほか、最高齢80歳、平均年齢69歳の“シニアチアリーダージャパンポンポン”が、チアダンスを披露し、会場を盛り上げた。


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