日本代表GK川島が、語学の重要性を強調 英語やイタリア語が使える国でのプレーを希望

2012年6月15日 / 18:14

 「ザッケローニ監督のジョークを通訳しようとしたが、よく分からなくて笑わせられなかった」と失敗談を明かした川島永嗣選手 (c)KYODONEWS

 「Global Athlete Project powered by Rosetta Stone一周年記念記者会見」が15日、東京都内で行われ、サッカー日本代表ゴールキーパーの川島永嗣選手ほかが登場した。

 本プロジェクトは、世界に挑戦するアスリートの語学習得を支援するもので、112人の日本人アスリートが参加している。

 プロジェクトのアンバサダーを務める川島選手は「ミスを恐れずに、外国語をどんどん話すことで、語学の自信につながるし、それがパフォーマンスの自信にもつながる。相手に伝えようと努力すれば、チームメートも受け入れてくれる」と海外で活躍する上での語学の重要性を強調した。

 現在は英語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、オランダ語の6カ国語を学習中とのこと。その学習法については「チームメートと食事に行くときも、自分で語学学習のテーマを決めて行く。(語学学習を)普段の生活の中に取り入れて楽しむようにしている」と明かした。

 現在ベルギー1部リーグのリールセに所属している川島。報道陣から「将来の夢は?」と聞かれると、流ちょうなイタリア語で「たくさん言葉を勉強して、よりレベルの高い国でプレーをしていきたい」と答えた。

 さらに、「具体的には?」との質問が飛ぶと、「英語を使える国、イタリア語を使える国に行くチャンスがあれば、ぜひ行きたいですね」と語った。


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