舞台「土御門大路」の囲み会見が8日、東京都内で行われ、出演者の塩谷瞬、市川月乃助らが出席した。
主演の市川は、「こんなにたくさんのマスコミの方に来ていただいて、何があったかは知りませんが、ぜひ見に来ていただきたい」と話し、場を沸かせた。
二股騒動の渦中にある塩谷は、「今回、自分の人生としても学ぶことが多かったので、必死に役者として生きます」と緊張の面持ちであいさつ。
市川は、塩谷の様子を見てニヤニヤし「男の僕でも母性本能をくすぐられる。(塩谷が)“シュン”としていたので、何とかしてあげたいって、共演者が一丸となった」と振り返った。
また「騒動については触れないでいたけれど、劇中で(塩谷に向かって)『女には気を付けられよ』というせりふがあって。つい僕が吹いてしまったら、(塩谷は)かたまっていましたね」とエピソードを明かし、笑わせた。
久しぶりに笑顔を見せた塩谷だが、「以前の会見では、なぜ泣いていた?」と振られると「自分のふがいなさだと思います。今日は大丈夫です」と、また涙目に。
「女性はもうこりごり?」と聞かれると、「今は芝居に生きたいと思っている」と即答したが、「もうしばらくは封印?」との質問には、「それは分かりません…」と本音ものぞかせた。最後に塩谷は、「いろんな意味で、天から頑張れと言われている気がしますので、必死に生きて、また皆さんに応援してもらいたい」と涙声で語った。