由紀さおり「1969」で岩谷時子賞を受賞 「皆さんに歌謡曲の良さを思い出してほしい」

2012年4月4日 / 18:24

 第3回「岩谷時子賞」授賞式に登場した(左から)瀬奈じゅん、平幹二朗、由紀さおり、岩谷時子、岩崎宏美、八千草薫 (c)KYODONEWS

 第3回「岩谷時子賞」の授賞式が4日、東京都内で行われ、歌手の由紀さおり、岩崎宏美、俳優の平幹二朗らが登場した。

 作詞家・岩谷時子の名を冠した同賞は、音楽・演劇界の明日を担う人材や、その向上・発展に功労のあった人物・団体に授与される。

 特別賞を受賞した岩崎は、岩谷との思い出を「私のおなかに子どもがいるときに、岩谷先生に3部作のアルバムを作っていただいたことが忘れられない」と振り返った。

 同じく特別賞を受賞した平は、「岩谷先生と初めてお会いしたのはもう45年前。それ以来僕がシェークスピアをやるたびに見に来てくださる」と語った。

 岩谷時子賞を受賞した由紀は、話題となったアルバム「1969」に収録された岩谷作詞の「いいじゃないの幸せならば」を披露。

 「このアルバムで日本の皆さんに歌謡曲の良さを思い出してほしかった」と話し、「こんな華やかな場所にまた立たせていただけるとは思わなかった」と笑顔でコメントした。


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