石原都知事と津川雅彦が56年ぶりにタッグ 津川「橋下さんと日本を立て直してほしい」

2012年4月11日 / 14:03

 (左から)津川雅彦、矢柴俊博、前田亜季、石原慎太郎都知事、勝野洋、新城卓監督 (c)KYODONEWS

 映画「青木ヶ原」の製作発表が11日、東京都内で行われ、石原慎太郎東京都知事、俳優の津川雅彦、勝野洋、女優の前田亜季、新城卓監督らが登場した。

 原作・脚本の石原都知事は、「小説を書くことで政治のヒントになるし、政治をやっていて小説を思い付くことがある。政治はそのうちやめようと思っているけど、小説はずっと書いていきたい」と語った。

 記者から“俳優業への興味は?”と聞かれると、都知事は「そりゃ私は名優ですよ」と自信たっぷりに話し、“どんな役を演じたい?”の質問には「石原慎太郎という悪役ですよ」と答え、笑いを誘った。

 また、56年ぶりの石原作品への出演となった津川は、「今日は感無量。“狂った果実”以来の2作目の石原作品で、運命のように感じますね」と感慨深げに語った。

 津川が石原都知事に「日本の首相になる日も近い。僕は(大阪市長の)橋下(徹)さんと組んで日本を立て直してほしい」と呼び掛けると、石原が「余計なこと言うんじゃない」と笑顔で返す場面もあった。

 映画は、2013年春劇場公開予定。


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