「Hibiya Festival」のオープニングショーの公開ゲネプロが25日、東京都内の東京ミッドタウン日比谷ステップ広場で行われた。
ショーには大澄賢也、ASUKA Yazawa、矢内康洋らが出演。終演後、プロデュースした演出家の宮本亜門氏が登壇し、あいさつした。
宮本氏は前立腺がんを患っていることを公表し、5月下旬に前立腺の全摘手術を受ける予定。約30分のショーの出来栄えに「みんなから元気をもらって、病気なんか吹き飛ばしちゃいます」と高らかに完治を誓った。
会場には、宮本氏が監修した現代美術家のヤノベケンジ氏による高さ4メートルのシンボルオブジェ「Flora(フローラ)」も登場。ヤノベ氏が「亜門さんの復活を願うようなオブジェだね」と冗談交じりにエールを送ったが、宮本氏は「何言っているんですか。僕は元気です。大丈夫です」と力強く語った。
ショーでは大澄が進行役を務め、Yazawaが演じる少女を主人公に1920年代からジャズ、ロック、ヒップホップなど時代ごとの流行を歌とダンスで表現。宮本氏は、「日本のエンターテインメント、アート、文化などあらゆるものが日比谷からスタートしました。令和という新たな時代に、存分にエンターテインメントを楽しんでいただければ」と笑顔でアピールした。
「Hibiya Festival」は4月26日~5月19日、日比谷ステップ広場を中心に日比谷地区で開催される。