元挌闘家でタレントの須藤元気が19日、東京都内で、著書「自分が変われば世界が変わる」(講談社)の刊行記念サイン会を行った。
本書は、須藤が敬愛する現代マヤ族のシャーマニズムの伝統を受け継ぐルハン・マティス氏に会いに行くところから始まる。
「学生時代から神秘的なものに興味があった」という須藤は、「ルハンさんからシャーマニズムの奥義“龍の涙”を授かった」という。
“龍の涙”とは「太極拳のようなゆっくりとした動き」だそうで、これを毎日やることで「自分自身が変わってきた。習ってよかったと思う」と笑顔で語った。
また「自分は格闘家だったけど、最後の戦いは自分の中にあると思う。(心の)内側に不安や葛藤があったけど、ルハンさんと出会って、閉ざされていたもののふたが取れて、全てがあらわになった」と満足そうな表情で話した。
“龍の涙”によって自身に起こった変化については、「自分を表現できるようになったし、インスピレーションを受けやすくなった」そうで、自身が主催するダンスパフォーマンスユニット「WORLD ORDER」の活動にも影響があったことを明かした。
最後に「悩みや葛藤を持つ人が多いと思うけど、大切なのは愛や思いやり。この本が、愛に目覚めるきっかけになってくれれば…」とメッセージを送った。