大島優子、語学留学の成果語る 英語の演出指導「6~7割くらい理解」

2019年1月9日 / 11:15

(左から)勝村政信、大島優子、三浦春馬、麻実れい

 舞台「罪と罰」初日前会見が8日、東京都内で行われ、出演者の三浦春馬、大島優子、麻実れい、勝村政信が出席した。

 本作は、ロシア文学の同名小説を英国人演出家フィリップ・ブリーンが舞台化。帝政ロシアを舞台に、“正義”のためなら人を殺す権利があると考える青年・ラスコーリニコフの罪や心情の変化を描く。

 ラスコーリニコフ役の三浦は、人をあやめる役どころに初挑戦。「正義のためとはいえ、一つの命をなくすお芝居は経験したことがなかったので、誠心誠意向き合っていかなければと感じていました。稽古終わりには、このまま自分が消えていくのではないかというような消耗を感じていました」と振り返った。

 ラスコーリニコフと心を通わす娼婦、ソーニャを演じる大島は、語学留学後初の舞台出演。フィリップ氏とのやりとりについて「半分くらい、いや、6~7割くらい、本人の口から演出を受けて理解できるようになったことは、自分にとってもいい経験になったと思います」とコメント。役柄については「極貧生活かつ娼婦という生活で傷だらけですけど、自分の体や心を殺しても自分が信じるものがあり、強く前に生きようとする女性。これだけ信じることがあるというのは人間を強くするんだと、演じながら感じました」と話した。

 三浦と大島は初共演。互いの印象を聞かれると、三浦は「稽古中、なかなかうまくできず彼女は感極まってしまったことがあり、真っすぐに向き合う方なんだと思いました」。大島は「どうやって進めばいいのだろうと立ち止まっていました。その時に三浦さんが『一緒に頑張ろう。味方だよ』と書いてくれたメモを渡してくれました。三浦さんは、やることがたくさんある中でもみんなのことをしっかり見てくれていたので、頼れるし、信じて千秋楽までやろうと思わせていただきました」と笑顔で話した。

 舞台は9日から2月1日まで、東京・Bunkamura シアターコクーンで上演。


芸能ニュースNEWS

2026年ボートレース新CM発表会 マチダ教官役の町田啓太「ボートレースに関わる全ての方々が、本当に高い熱量を持って取り組まれていることを肌で感じています」

2025年12月22日

 2026年ボートレース新CM発表会が、22日東京都内で行われ、CMに出演した町田啓太、ファーストサマーウイカ、生瀬勝久、細田佳央太、安斉星来、吉田晴登が登壇した。  一般財団法人 BOATRACE 振興会は、この日の登壇者を起用した新CM … 続きを読む

「良いこと悪いこと」最終回 “真犯人”が明らかに 「考察が当たっていた人すごい」「いじめは殺人、立派な犯罪だ」

ドラマ2025年12月22日

 間宮祥太朗と新木優子がW主演するドラマ「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)の最終話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  「週刊アポロ」に、同級生の連続殺人事件で「ただ1人生き残ったいじめのリーダー格・A氏」として高木将 … 続きを読む

「ひと夏の共犯者」最終回 巧巳と眞希の恋が「はかなくて切ない」 「橋本将生くんの成長が見られた」「特別編が楽しみ」

ドラマ2025年12月20日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の最終話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まさに『ノー・シェークスピア ノー・ライフ』というドラマだった」「最後はうるじい(井上順)もトニー(市原隼人)も楽しげに稽古していてよかった」

ドラマ2025年12月18日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第11話(最終話)が、17日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総 … 続きを読む

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

Willfriends

page top