岡田将生、「反抗期は半年で終了」 素直になれない思春期振り返る

2018年11月14日 / 15:19

 (左から)岡田将生、田中レイ、時任三郎 

 鉄拳のパラパラ漫画が原作の映画『家族のはなし』舞台あいさつ付き親子特別試写会が13日、東京都内で行われ、親子役を演じた岡田将生と時任三郎が登場した。

 本作は、家族の大切さをストレートに表現。葛藤し成長していく主人公・拓也を岡田が、リンゴ作り一筋で、不器用ながらも息子をじっと見守る父親役を時任が演じる。そんな父と息子を見守る母親役を財前直見が、拓也に時には厳しく時には優しく隣で助言をする地元の同級生役を成海璃子が演じる。

 親子役を演じた岡田と時任は、撮影エピソードから実際の自身の家族にまつわるトークを展開。岡田が演じた主人公・拓也は、常にいら立ちを隠さない青年で、「僕自身もどこにもぶつけられないいら立ちというのはあった」と自身の20代前半を振り返った岡田。反抗期については、「ありました、ありました、反抗しました!」と答え、会場の笑いを誘った。“ありがとう”や“ただいま”が思春期だと素直に言えない。その延長で母親と話さなくなった時期もあった。父が間に入ってくれて僕の反抗期は半年くらいで終わりました」と岡田が話すと、時任も「素直になれないよな」と理解を示していた。

 時任が演じた父親は、息子を怒るでもなく、常に優しく見守るスタンス。時任は、実生活でもあれこれ言わずに「どちらかというと見守るタイプです」と明かした。

 また、拓也の幼少時代を演じた田中レイが、かごいっぱいのリンゴを持ってサプライズ登場。岡田に「僕の年齢、何歳に見えるんだっけ?」と問われた田中は、「19才」と回答し、岡田は「まだ高校生役できる!」と笑顔。さらに田中は、時任には「15才」と答え、時任も「ありがとう!」と満面の笑みだった。

 映画は11月23日にイオンシネマでロードショー。


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