内藤大助「教師の日」広報大使に就任 「先生が言ってくれた一言が今も頭を離れない」

2018年10月5日 / 17:14

 「教師の日」広報大使に就任した内藤大助(中央)

 「教師の日」サプライズセレモニーが5日、東京都内で行われ、プロボクシングの元世界王者でタレントの内藤大助が、教師の日をPRする「教師の日」広報大使に就任した。

 「教師の日」は、ユネスコが制定している10月5日の「世界教師の日」を、日本では教師に感謝を伝える日として、普及活動が行われている。

 この日、MCから、サプライズゲストの内藤が紹介されると、場内の中高生から大きな歓声が上がった。任命状とたすきを授与された内藤は「広報大使に任命してくださって、本当にありがとうございます。任命されたからには一生懸命、頑張りたいと思います」と声を弾ませた。

 その後、内藤は「僕は中学2年生から、ひどいいじめを受けました。とあるクラスメートから目をつけられ、暴力というよりは、母子家庭のことで精神的ないじめを受けました」と告白した。

 いじめのストレスで精神的に追い込まれていたという内藤は「佐々木先生がいなければ今の自分はない。みんなの前でいじめた生徒を名指しし、注意してくれた一言が今も頭から離れない、感動したね」と恩師について語り、学生たちの涙を誘った。

 そして、佐々木先生からビデオレターが届いているというサプライズが告げられ、壇上のスクリーンにメッセージが映し出された。

 佐々木先生から内藤への感動的な応援メッセージが伝えられたが、最後に「内藤くん『携帯電話の番号が変わったら教えます』と言っていたけれど、いまだに教えてもらってないよ」と告げられた内藤は「あれ、そうだったかな?」と苦笑し、場内を沸かせた。


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