井上正大「こんなに裸になったのは初めて…」 山下永夏「坂本龍馬との出会いが面白かった」

2018年8月4日 / 18:29

 ヒロイン役の山下氷夏(左)と主演の井上正大

 映画『RYOMA~空白の3か月~』の完成披露試写会が4日、東京都内で行われ、出演者の井上正大、山下永夏、小島権徳、山谷亨監督ほかが舞台あいさつに登場した。

 本作は、文久2年の世界から現代にタイムスリップした坂本龍馬と、文久2年の世界へタイムスリップした坂本亮太の物語。

 龍馬と亮太の二役を演じた井上は「龍馬の空白の3カ月をコメディータッチで描いています。歴史が好きな方も、そうでない方にも、楽しんでいただきたいです」とアピールした。

 「注目してほしいシーン」については、「亮太と龍馬の二役を、どちらも見てほしいです。(現代の)商店街が危機に陥っている中、龍馬が関わることで化学変化が起きていくので、その変わっていくさまも見てほしいです」と話した。

 ヒロインの涼子を演じた山下は「私がヒロインですっていう感じはなくて、みんなで作っている感じで楽しかったです」と撮影時を振り返り、「(劇中で)龍馬と出会うんですけど、すごい出会いだなと思って面白かったです」と演じた感想を語った。

 寒い時期に、裸で川や温泉に入る過酷なロケに臨んだという井上と小島。井上が「ふんどし一枚で、2人で震えていました。寒いと人間は『死ぬっ』て思うもんですね、本当に冷たかった」と告白すると、小島も「寒かったです。2人でふんどしをはく前に、大浴場で前張りの準備をしたのも、一番の思い出です」とエピソードを披露した。

 さらに井上は「女性の前で、こんなに裸になったのは初めてかもしれないです。(山下は)動じずに演じてくれたのでうれしかったです」と語った。


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