中村獅童「久しぶりに地味な青年役です」 板谷由夏、第2子妊娠に笑顔

2012年3月13日 / 16:48

 明日のホワイトデーに先立って、共演者から板谷にプレゼントが贈られた。(左から)板谷由夏、鈴木励和、萩原聖人、中村獅童 (c)KYODONEWS

 第5回「WOWOWシナリオ大賞」授賞式ならびにドラマW「エンドロール~伝説の父~」制作発表記者会見が13日、東京都内で行われ、中村獅童、萩原聖人、板谷由夏、子役の鈴木励和が出席した。

 同賞は、プロ・アマ問わず優れたシナリオ作品を発掘するためのもので、優秀賞は伊勢尚子さんの「ハートに火をつけろ」と中西隆裕さんの「父さんはムーンフェイス」、播磨弘規さんの「プラタナスの枯葉」の3作品が受賞した。今年度の大賞は該当なしだった。

 選考委員長で映画監督の崔洋一さんは、「作品はどれもあるレベルに達しており、横並びの中で苦闘しているということが散見できる。大賞が出せなかったことは苦渋の選択でございます。我々選考委員も、応募される方も、ツーステップも先のステージを目指していかなければならないのだと感じている」と総評した。

 この日は、第4回の大賞受賞作品のドラマの制作発表も行われた。

 「エンドロール~伝説の父~」で、売れない映画監督を演じた中村は、「最近は、屈強な日本兵とか強い役が多かったんで、久しぶりに地味な青年役を演じさせていただきました。強い部分をそぎ落とす、いつもとは逆の作業だったように思います」とあいさつした。

 また、ブログで第2子の妊娠を発表した板谷は、ドラマではがん宣告をされた夫とその状況下で成長する子どもを見守る母親役を演じている。妊娠が役柄に与えた影響を聞かれると「長男のときもそうでしたが、新しい命を宿したときは、同時に死についても考えます。つながっている命について感じています」と答えた。

 14日にモデルの山田優と入籍することを発表した小栗旬について聞かれた中村は、「(本人からは)聞いてないです。テレビで見て知りました。おめでとうございます」と祝福した。

 ドラマは、18日、午後10時からWOWOWプライムで放送。


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