中田英寿、ワイン意識し日本酒の広がりに期待 「世界中にブームが広がるよう願っています」

2016年7月29日 / 17:10

 「SAKE COMPETITION 2016」表彰式の様子

 世界一おいしい日本酒を決める日本酒だけのコンペティション「SAKE COMPETITION 2016」表彰式が29日、東京都内で行われ、高梨臨、又吉直樹(ピース)、梨衣名、中田英寿氏ほかがゲストプレゼンターとして出席した。

 本コンペは「純米酒部門」「純米吟醸部門」「純米大吟醸部門」「吟醸部門」「Super Premium部門」からなり、5回目の開催となる今年は全国415場(海外蔵7場)の酒蔵から1483本(海外からの出品21本)の日本酒が出品された。

 「純米酒部門」のプレゼンターを務めた高梨は「温度によって味わいも変わるし、お米の種類や作り方によっても変わるすごく魅力的なお酒だと思っています」と日本酒の魅力を語り、「吟醸部門」の1位「但馬 大吟醸」を3杯も飲んだという梨衣名は「普段から夏でも乾杯から熱燗というぐらい日本酒が大好き。持った時に香りが豊かにふわっと広がって、これはご飯1杯いけるなと思いました」と笑わせた。

 又吉は「ここに集まっておられる皆さんの努力のおかげでおいしいお酒が飲めているんだなと、こういうところに来ると感じることができます。今後ともいろいろ期待しています」と語った。

 また、中田氏は「ワインに比べて飲む時、憧れのあるような銘柄がワインに比べてまだまだ幅が狭い」という思いから「Super Premium部門」を新設したと明かした。楽しみ方は「種類によって全然違うし、皆が自己流を作れるところ」だとし、「ブームで終わらないように、より多くのお酒のきちんとした情報、教育を伝えることで世界中にブームが広がるよう願っています」と期待を寄せた。


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