USインディ・シーンの鬼才、スフィアン・スティーヴンスが期待の新作アルバム『キャリー・アンド・ローウェル』から更なる新曲「Should Have Known Better」を公開している。
幼いころに家族を捨てた実母キャリーの死に直面した経験をもとに制作されたという本作。米ピッチフォークとのインタビューでスフィアンは、「このアルバムを作るには、空想の世界から離れなければならなかった。母が亡くなった後、苦しみのなかで穏やかな気持ちを取り戻すためにそうする必要があったんだ。このアルバムは、何か新しいことを表現しようとか、創造しようとか、そういう作品ではないと思う。芸術性がない作品であり、それは良いことだと思ってる。つまりこれは僕のアート・プロジェクトではないんだ。これは、僕の人生なんだよ。」と普段は夢想家の彼だからこそ強烈で感動的なコメントを残している。この春、心して待ちたい1枚になりそうだ。
◎「Should Have Known Better」試聴
https://youtu.be/lJJT00wqlOo
◎リリース情報
『キャリー・アンド・ローウェル（Carrie & Lowell）』
Asthmatic Kitty/Hostess
2015/04/01 RELEASE
HSE-60207 2,371円（tax out.）
※歌詞対訳、ライナーノーツ付
◎iTunes予約
http://apple.co/1u1oNGq