KEYTALK ツアー東京ファイナル大盛況、サマソニ出演決定

　次世代ダンスロックバンド KEYTALK（キートーク）が、5月10日に渋谷CLUB QUATTROでツアー【ONE SHOT WONDER TOUR】の東京ファイナル公演を開催した。

　2009年に結成し、2012年には台湾ツアー＆台湾フェス【Spring Scream 2012】への出演で初の海外進出を果たしたKEYTALK。同年リリースのシングル『KTEP2』でオリコン週間インディーズランキング1位を獲得するなど、キャッチーなメロディとテクニカルな演奏技術で注目度を高めている期待の4人組バンドだ。

　そんな彼らは、ワンマンライブ史上初の動員数（約800人）を記録したこの日、「かっ飛ばしていくぞー！」と1曲目からキラーチューンを連発。3月にリリースした1stフルアルバム『ONE SHOT WONDER』の楽曲を中心に、首藤義勝（vo,b）と寺中友将（vo,g）のツインボーカルを活かした楽曲や、高揚感のある4つ打ちダンスチューンに爽やかなギターポップなど、多彩なハイブリットナンバーで会場の熱気を上げていく。

　また、八木優樹（dr）がドラムソロで観客をわかせると、MCでは首藤が小野武正（g）のせいでホテルの部屋に入れず、漫画喫茶で一夜を過ごしたエピソードなど、今回のツアーにまつわるトークで笑いを誘う一幕も。その後は、懐かしの楽曲「orange and cool sounds」や、4月に配信限定リリースした「桜の風吹く街で」などを披露し、【SUMMER SONIC 2013】の大阪公演へ出演することも発表。この日、25歳の誕生日を目前に控えていた寺中は「一つの節目を前に今日みたいなライブができて本当に嬉しかった」と、照れくさそうに感謝の想いを伝えていた。

　そして、Wアンコールまで行い、大盛況のうちに本公演を終えた彼らだが、前述の通り夏には【SUMMER SONIC 2013】の大阪公演へ参戦（8月10日）。他にも、名古屋の入場無料フェス【FREEDOM NAGOYA 2013】や大阪での【見放題 2013】など、様々なフェスやイベントへ出演することが決定しているので、お見逃しなく。

　カメラマンクレジット：Sotaro Goto
　カメラマンクレジット：Shinnosuke Umeda

◎【ONE SHOT WONDER TOUR TOKYO FINAL – KEYTALKワンマンライブ
5月10日（金）渋谷CLUB QUATTRO　セットリスト：
01.PASSION
02.アゲイン
03.太陽系リフレイン
04.zero
05.UNITY
06.B型
07.fiction escape
08.S.H.S.S.
09.summer tail
10.フォーマルハウト
11.orange and cool sounds
12.消えていくよ
13.blue moon light
14.桜の風吹く街で
15.ブザービーター
16.a picture book
17.MABOROSHI SUMMER
18.ストラクチャー
19.sympathy
20.茜色
En1.夕映えの街、今
En2.トラベリング
En3.アワーワールド
WEn1.見上げた空に