ビヨンセ、新曲リリースはマドンナの戦略を倣い○○前に!?

　たびたびビヨンセとコラボしているザ・ドリームによると、ビヨンセは2013年2月3日にニューオーリンズのメルセデス・ベンツ・スーパードームで行なうスーパーボウルのハーフタイムショーで、新曲をお披露目するようだ。

　ビヨンセの2011年のアルバム『4』で5曲を共作し、彼女の5枚目となる次のアルバムについて「その工程の全てのパートに参加した」とビルボードに話すザ・ドリーム（本名：テリウス・ナッシュ）。ビヨンセがスーパーボウルのキックオフのために複数の新曲を初公開するのか訊ねると、「間違いないよ。彼女は夏からレコーディングを始めていて、今は計画を発表する準備を整えている最中じゃないかな」と話した。
　さらには、スーパーボウルの2か月前に複数曲のリリースが可能であるとも付け加えており、「彼女は既にリリースに備えて準備をしているよ。きっとスーパーボウルの前に2枚のレコードを聴くことになると思うね」としている。

　もしビヨンセがスーパーボウルでのパフォーマンス前に新曲をリリースするのであれば、2月のハーフタイムショーでヒット曲メドレーを披露したマドンナが、パフォーマンスの2日前にシングル「ギヴ・ミー・オール・ユア・ラヴィン」をリリースした戦略に追随する。スーパーボウル後2か月も経たず、マドンナはニューアルバム『MDNA』をリリースした。

　ビヨンセの新しいアルバムの噂は、ハーフタイム・パフォーマンスが公式発表された9月からささやかれており、10月下旬には、R＆Bスターのミゲルと一緒にスタジオにいる写真がツイッターに投稿されていた。

　2011年にネット上でリリースしたアルバム『1977』を、12月18日にCDリリースする予定のザ・ドリーム。リアーナの初のNo.1アルバム『アンアポロジェティック』に4曲提供した後にビヨンセの次のフルアルバムに集中したといい、「文字通りビヨンセとリアーナの仕事をほぼ同時にやっていたんだけど、実際はそこにマライア（キャリー）との仕事も少し携わったんだ。別にどうしようもない状況というわけでもなかったけれど、もし放っておいたらそうなった可能性はあった。1時間半しか寝られない時もあったしね」と話している。

　ザ・ドリームはまたスーパーボウル自体にも興奮しているようで、2月3日が彼のチーム（アトランタ）あるいはビヨンセのチーム（ヒューストン・テキサス）にとって大きな夜になることを願っているという。「僕はアトランタ・ファルコンズのファンなんだけど、今絶好調だぜ！　ヒューストン対アトランタになるかもって、ビヨンセとは既に話したよ」と語った。