ウィルコ アパトー監督作の為に過去の曲を新録

　『40歳の童貞男』『スーパーバッド 童貞ウォーズ』など数々のコメディ映画を手掛けるジャド・アパトー監督の最新作『This Is 40 』に為に、ウィルコが1997年にリリースされた『ビーイング・ゼア』に収録されている「(I Got You) At The End Of The Century」を再レコーディングすることがわかった。

　2007年に公開され1億4000万ドルの興行収入を記録した『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』のスピンオフ作品となる『This Is 40 』は、『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』で主人公を演じたキャサリン・ハイグルの姉夫婦に焦点をあてた作品で、アパトー監督の実の妻であるレスリー・マンとポール・ラッドが演じる夫婦が40歳になる憂鬱と葛藤をコメディ・タッチで描いた作品だ。

　今回の再レコーディングは、ウィルコが、元メンバーの故ジェイ・ベネットと共にTV番組で「(I Got You) At The End Of The Century」のパフォーマンスをするYouTube映像のブルーグラス調のアレンジを監督が気に入ったことが発端となっており、再度曲を同じようなスタイルでレコーディングして欲しいと頼んだところ、バンドが快諾したと言うことだ。ウィルコは、過去のアパトー監督作にも所縁のあるアーティストで、2009年公開された『素敵な人生の終り方』では、セス・ローゲン演じる主人公がウィルコの大ファンで、劇中でも楽曲が使用されている。

　なお、『This Is 40 』には、今年7年ぶりの新作をリリースしたフィオナ・アップルが、新曲を提供することも発表されており、ウィルコは来年4月に来日ツアーを控えている。

◎ウィルコ 来日公演情報
【wilco JAPAN TOUR 2013】
大阪 2013年4月10 日(水) なんばHatch
開場/開演:18:00/19:00
前売:7,000円（1Fスタンディング）/ 7,500円（2F指定席）共に1ドリンク別

東京 2013年4月12 日(金) ZEPP DiverCity Tokyo
開場/開演:18:00/19:00
前売:7,000円（1Fスタンディング）/ 7,500円（2F指定席）共に1ドリンク別
INFO: SMASH http://smash-jpn.com