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2026年3月20日に東京・東京ガーデンシアター、22日に大阪・大阪城ホールにて、1966 年(丙午)生まれのアーティストが集う音楽イベント【ROOTS66 -NEW BEGINNING 60- supported by tabiwa】が開催される。開催に先駆けて、1月21日に出演アーティストと同じく1966 年に竣工された歴史的建物、パレスサイド・ビルディングのメディアドゥにて記者会見が行われた。
【ROOTS66】は、1966年生まれが40歳になる2006年に大阪城ホールとZepp Tokyoで初開催され、50歳になる2016年には大阪城ホールと日本武道館で再演。さらに東日本大震災から5年の節目には、仙台でも開催されたエンターテインメント・ショーだ。今回の記者会見には、イベントに出演するアーティストより、友森昭一、宮田和弥(JUN SKY WALKER(S))、小泉今日子、大槻ケンヂ(筋肉少女帯/特撮)、福島 忍(勝手にしやがれ)、田島貴男(Original Love)、田中邦和(Sembello)、斉藤和義、渡辺美里、スガ シカオ、阿部耕作、坂詰克彦(怒髪天)、早見 優、八熊慎一(SPARKS GO GO)、田中 和(勝手にしやがれ)、永井真理子、木暮晋也(HICKSVILLE)、トータス松本(ウルフルズ) 、tatsu(※誕生日順)の20名が登壇した。
会見では、3つのスペシャルコラボ企画について発表された。まずは、1981年に創刊されたFM情報誌『FM STATION』の限定復刻だ。1966年生まれが歩んできた時代の音楽やカルチャーを網羅しながら【ROOTS66】のメンバーの現在・過去・未来を一望できる内容になっており、100ページ超えの超特大号に出演者全員の写真入りの付録付きとのこと。
続いて、1966年生まれの監督、脚本家、俳優たちによるショートムービーの制作についても発表された。今回はミュージシャンだけでなく、エンタメ業界で活躍している丙午生まれの方々も参加し、イベントを盛り上げる。ショートムービーは、三宅喜重が監督、橋部敦子が脚本を担当し、川上麻衣子、今田耕司、立川談春、鈴木保奈美が出演する。ショートムービーは、東京・大阪ともにライブ当日にステージで上映される。
と、ここで突然会場に怪しげな音楽が流れ、なんとウルトラマンとバルタン星人が登場。今回、放送60周年を迎えるウルトラマンとのコラボも決定し、【ROOTS66】のステージ企画やコラボグッズが販売されることも発表された。大槻は、「今日つけてきたマフラーや靴もウルトラマンなんですよ。何より今日、バルタン星人の背中の造形を見ることができたのでうれしいです。ウルトラマンを見ると興奮しますね」と生のウルトラマンとバルタン星人を前に喜びを語った。
集まった記者からの質疑応答では、丙午生まれの女性は気が強いと言われているが自身には当てはまるかという質問があり、「私は気が強いです!」(小泉)、「昔から『丙午、ああ残念ね』と言われてきたんですけど…質問にお答えすると、イエス、私も気が強いです!」(早見)、「イエスです。これだけの方が先陣を切って活躍をし続けているのは、強いからだと思います」(渡辺)、「私は小心者なのでノーです。皆さんについていきます」(永井)と女性メンバーがそれぞれ回答した。
また、小泉と早見は“華の85年組”として今回のイベントで共演することへの意気込みを聞かれると、「音楽イベントで会う機会も増えて、歌っている姿がずっとかっこいいままなので嬉しい。今回はステージの上でご一緒できないので、また10年後、一緒に歌おう!」(小泉)、「10年後、ご一緒しましょう!」(早見)と仲睦まじいトークを交わした。
同世代が集まって盛り上がる共通のネタがあるのかという質問には、トータス松本が「健康の話? しょうがないよね。まず第一声が『大丈夫?』ってところから始まるんですけど。今日やっくんに『骨大丈夫か?』ってきいたら『何で知ってんねん』って言われました」と話し、会場では笑いが起こった。
始めの挨拶で、「ライバル視していた方とも40歳のイベント時には打ち解けることができた」と話していた斎藤は、「この中にライバル視されていたミュージシャンはいるのか」という質問には「いらんこと言いましたね」と笑いながらも、「同い年には特別な思いがあるので、個人的には30代の頃はなんとなく(ライバル視するところが)あったのですが、40歳を迎えたときには何とも言えない一体感があった気がして。それ以来、タメっていうのは気が許せる感じがしてラクチンですね」と話した。
音楽活動をする中で同い年のミュージシャンはどんな存在かという質問には、小泉が、「1965年、66年生まれの皆さんの情報はパッと目に入ってきて、ライブやってるんだとか元気に活躍しているんだというのを見ると、自分も元気になるという感覚はずっとありますね。負けてられないなっていう気持ちになります。実際に横にいなくても、いつも横にいるっていう感覚が同じ年の方にはあります」と、同い年のミュージシャンへの思いの丈を述べた。
1966年生まれのミュージシャンが還暦を迎える節目となる【ROOTS66 -NEW BEGINNING 60- supported by tabiwa】。大阪公演はステージバック席、立見席の販売も決定。チケットは1月24日10時から一般発売される。
◎登壇者全員コメント
・友森昭一(Gt)
僕は半ズボンしか履かないんですが、1995年から履いてまして、もう31年目で人生の半分以上が半ズボンになっちゃいました。今回も半ズボンで頑張りますのでよろしくお願いします。
・宮田和弥(JUN SKY WALKER(S))
JUN SKY WALKER(S)は、中学のときに結成して昨年で45周年を迎えました。【ROOTS66】は第1回から出演させていただいていますが、このメンバーは本当にみんな長生きです。是非これからも皆さん元気で健康に気を付けて、一緒に頑張っていきたいと思います。
・小泉今日子
今回初めて参加させていただきます。丙午生まれということで、子どものときから「丙午の女は…」と言われ続けてきたんですが、やっと今年後輩が生まれます。苦労するだろうなぁ、でも時代が変わったから大丈夫なのかな? みたいなそんな風に今年になって考えたりしました。同い年の皆さん、それぞれみんな個性的で、でもまだ元気に音楽をやっていて。本番をとても楽しみにしています。
・大槻ケンヂ(筋肉少女帯/特撮)
小泉今日子さんの隣で記者会見をする日が来るということを、中高生時代の自分に言ってやりたい! という思いでいっぱいでございます。ここで勢い余って面白いことを言おうとしてスベると古希までつらい夜を送ることになるなと思いますので、今日は一言「頑張ります」とだけ言わせてください。
・福島忍(勝手にしやがれ)
10年ぶりにまたこの集まりに呼んでいただけて本当に光栄です。60歳を迎えまして、一般的にはもうおじいちゃんの集まりみたいなイメージもあるかもしれませんが、ご覧ください。この皆さんを見たら、60歳はまだまだやれるし、ライブでは本当に度肝を抜かれるくらい素晴らしいパフォーマンスを見られると思います。皆さんに夢とロマンを与えられるように頑張ります。
・田島貴男(Original Love)
同級生が集まっての同窓会のような、ちょっと変わったフェスが【ROOTS66】。同い年が集まるとこれほど不思議な面白いライブになるんだなと感じています。お客さんよりも演者が一番おもしろがってるようなフェスなんですが、お客さんと楽しいお付き合いになるように頑張りますので、よろしくお願いします。
・田中邦和(Sembello)
10年前も参加したんですが、その後、何度も会っている人もいれば10年ぶりに会う人もいて、なかなか感慨深いです。時代を彩り作ってきた名曲たちを新たな見せ方でみなさんにお届けできるように精いっぱい演奏したいと思います。
・斉藤和義
40歳のときから参加させてもらっていて、そのときの打ち上げがすごく楽しくて。それまでなんとなくライバルみたいにギスギスしていたのが打ち解けて急にみんな仲良くなりました。そして今回、初めて60年に1回の丙午という年を迎えて、このメンツでまたやれることが感慨深いです。楽しみたいと思います。
・永井真理子
今回初めて出演をさせていただきます。オファーをいただいたときに、生まれて初めて丙午生まれでよかったと思いました。全員が同い年というムネアツなライブ、とてもわくわくしています。
・八熊慎一(SPARKS GO GO)
今回60歳を迎えて、またみなさんがこうして集まれて、皆さんしゃべりもすごくうまくなっていて、大人になったなと思っております。
・坂詰克彦(怒髪天)
今回、初めて参加させていただきます。前回の10年前は楽屋訪問という形で参加していたんですが、今回はなんと演奏させていただくということで、よろしくお願いします。
・阿部耕作(Ds)
私も40歳のときから参加させていただいていて、今回また皆と一緒にできて本当にうれしいし感謝しています。前回、東京スカイパラダイスオーケストラの谷内敦くんがメンバーのLINEグループを作り、そこで皆の誕生日を祝うことを自然と私がやるようになりました。今回からのメンバーの方にもまたグループに入っていただければお祝いメッセージが送れると思いますので(笑)、よろしくお願いいたします。
・スガシカオ
僕は30歳でデビューをして、それまでは会社員をしていたんですけど。【ROOTS66】は10代でデビューした方もたくさんいらっしゃるので、たぶん僕がキャリアが一番浅いと思います。なので同い年ですけどほとんどの方を「さん」付けで呼んでいます。トータスにだけは「さん付すな!」って怒られたんでトータスって呼ぶようにしたのですが(笑)。下っ端としてがんばっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
・渡辺美里
まさか自分たちが還暦になるときが来るなんて思いもせず(笑)。女性も増えて心強いなと思っています。前回、皆さんとご一緒したあとに「また10年後に会いましょうね」と言っていたので、今回誰一人欠けることなく、さらに参加者が増えて、またいい時間が過ごせるのではいかと思っています。
・田中 和(勝手にしやがれ)
60歳になったらトランペットの息が横から出ちゃって吹けないんじゃないかなと思っていましたが、なんとかなりました(笑)。今年も素敵なボーカルの皆さんのサポートをできればと思っております。
・木暮晋也(HICKSVILLE)
また皆とご一緒できるのがとってもうれしいです。そして新たに加わった皆さんとも仲良くなれたらいいなと思っておりますので、これから親睦を深めたいと思います。よろしくお願いします。
・トータス松本(ウルフルズ)
こうやってメンバーを見渡してみるとすごい面白い人がいっぱいいらして、その中で今年はさらに丙午生まれの新生児が生まれてくるというのが、なんだかすごく楽しいなと思って、非常に喜んでます。そういう子たちが大きくなって、「この人歌ってんな」「この人ギター弾いてんな」って認識できるような年になるまで、まだまだ頑張りたいなと思います。
・tatsu(レピッシュ)
僕だけ実は67年生まれで非常に居づらいんですけども(笑)、前回【ROOTS66】に参加したおかげで、そこからすごく充実した音楽人生を送ることができています。今が一番充実しているのではないかというミュージシャンばかりなので、このメンツでの演奏を楽しみにしてください。
Text by Sakika Kumagai
Photo by 吉場正和
◎公演情報
【ROOTS66 -NEW BEGINNING 60- supported by tabiwa】
公演日:2026年3月20日(金祝)
OPEN 17:00 START 18:00
東京公演・東京ガーデンシアター
【FM COCOLO 30th Anniversary ROOTS66 – NEW BEGINNING 60- supported by tabiwa】
2026年3月22日(日)
OPEN 16:30 START 17:30
大阪・大阪城ホール
出演アーティスト※誕生日順
<ROOTS66 GREAT SINGERS>
宮田和弥(JUN SKY WALKER(S))、小泉今日子(※大阪公演のみ)、大槻ケンヂ(筋肉少女帯/特撮)、中川 敬(SOUL FLOWER UNION)、増子直純(怒髪天)、田島貴男(Original Love)、斉藤和義、渡辺美里、スガ シカオ、ABEDON(UNICORN)、伊藤ふみお(KEMURI)、早見 優(※東京公演のみ)、斉藤由貴、吉井和哉(THE YELLOW MONKEY)、八熊慎一(SPARKS GO GO)、永井真理子、トータス松本(ウルフルズ)
<ROOTS66 ULTRA BAND>
友森昭一(Gt.)、福島 忍(勝手にしやがれ/Tb.)、田中邦和(Sembello/Sax)、塩谷 哲(Pf.)、阿部耕作(Ds.)、坂詰克彦(怒髪天/Ds.)、沖 祐市(東京スカパラダイスオーケストラ/Key)、ナカジマノブ(人間椅子/Ds.)、たちばなテツヤ(SPARKS GO GO/Ds.)、奥野真哉(SOUL FLOWER UNION/Key.)、田中 和(勝手にしやがれ/Tp.)、木暮晋也 (HICKSVILLE/Gt)、谷中 敦(東京スカパラダイスオーケストラ/B.Sax)
<GUEST MUSICIAN>
Tatsu(レピッシュ)※1967年2月生まれ
※都合により出演者が変更になる場合がございます。
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