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オリヴィア・ロドリゴとジェイコブ・コリアーが、ホリデー・シーズンの名曲をアカペラでカバーした動画を公開し、ファンに一足早いクリスマス・プレゼントを届けた。2人が奏でるハーモニーの完成度はあまりにも高く、ロドリゴが敬愛するヒーローのひとりでさえ耳を疑ったほどだ。
現地時間2025年12月8日にコリアーが投稿した動画は、ロドリゴが手でハートを作りながら、「ハイ、ジェイコブ!これでどう?」と挨拶する場面から始まる。続いて彼女は、故ビング・クロスビーによる名曲「I’ll Be Home for Christmas」を、完璧な音程で軽やかに歌い始めた。この曲は1940年代に遡るクラシック・ナンバーだが、2021年に米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で最高50位を記録したことで再び注目された。さらにロドリゴの歌声に、コリアーが何重にも重ねたバック・ボーカルが加わり、息を呑むような完璧なハーモニーが完成している。
コリアーはキャプションに、「親友の@oliviarodrigo と一緒に披露した“I’ll Be Home for Christmas”」と、クリスマスツリーの絵文字を添えて投稿した。コメント欄には称賛の声が集まり、ロドリゴの憧れの存在であるシェリル・クロウも、「OK、驚きを隠せない」と反応した。
ロドリゴは以前から、クロウを強く敬愛していることを公言してきた。2022年の【米ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】授賞式では、クロウがロドリゴに<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>を授与した。受賞スピーチでロドリゴは、「シェリル、あなたとあなたのソングライティングの大ファンで、あなたがここにいてくれることに本当に感謝しています。私にとって本当に特別なことです」と語った。
その後ロドリゴは、2023年の【ロックの殿堂】入り式典で、ステージ上でクロウを讃える役目を果たした。ロドリゴは当時、「シェリルと同じステージに立てたことは光栄でした。彼女は才能と同じくらい優しくて、彼女ようなレジェンドを祝う場に参加できて本当に幸運でした」と米ビルボードに声明でコメントしていた。
クロウも2023年に、米トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー』で、ロドリゴについて、「彼女は本物。貴重な存在」と前置きすると、「素晴らしいソングライターで、名声にも左右されていないみたい。私が19歳、つまり彼女の年齢のときなんて、“この大学の願書ってどう記入するの?!”って感じだったから」と語っていた。
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