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メタル界のレジェンド、故オジー・オズボーンの長男ルイス・オズボーンが、今週配信された、異母弟にあたるジャック・オズボーンのポッドキャスト『Trying Not to Die』に出演し、亡き父について家族ならではの談笑を交えつつ語り合った。その中で話題に上がったのが、80年代前半の全盛期にオジーが録音した、デビュー直前のマドンナを迎えたという非常に珍しい楽曲についてだ。
オジーが好きだったバンドの話題になると、ジャックは父について、「女性ボーカルが本当に好きだった」と説明。晩年、妻でマネージャーのシャロン・オズボーンが女性アーティストとのデュエット・アルバムをやらせたがっていた、と明かした。そこでルイスがファンを驚かせる12インチ盤を家に持っていると切り出した。
「ウォズ(ノット・ウォズ)がマドンナと親父のデュエットをやっていたんだよ」と、ルイスはデトロイトのデュオが1983年に発表したアルバム『ボーン・トゥ・ラフ・アット・トルネードズ』に収録されている、実に奇妙な楽曲「Shake Your Head」について語った。ジャックが、フィーチャーされていたのはオジーと女優のキム・ベイシンガーだったと指摘すると、ルイスは、「もともとはマドンナなんだ」と訂正し、「これはマドンナとウォズ(ノット・ウォズ)のために書かれた曲で、80年代前半に親父がノリに乗っていた頃で、彼女も同じく勢いがあった。でも彼女がそこで一気にブレイクして、リリースの承認を出さなかったらしい」と語った。
ルイスによると、マドンナ本人、もしくはそのチームが承認を拒んだとされる後、映画界でこれから10年にわたる大ブレイク期へ入ろうとしていた、彼女のチームが“ポップ・スターにしよう”と動いていたベイシンガーが参加することになった。この楽曲は初期マドンナのダンス・トラックの空気感に、オジーの切実なボーカル「You can’t feed the hungry(飢えた者を満たすことはできない)/ Can’t talk Shakespeare to a monkey(猿にシェイクスピアを語ることもできない)」が重なる強烈な一曲で、「どこかに存在しているはずだ」とルイスは語った。
先月、ドン・ウォズは米ローリング・ストーンに対し、マドンナは“いい仕事をしてくれた”が、“ウォズ(ノット・ウォズ)らしさが薄れてしまった”と感じたため、オジーを迎えてエレクトロ・ポップの上で疑似ラップをさせたと説明した。「8年ほど経って、オジーとマドンナのトラックが並行で残っているのに気づいたんだ」と彼は語り、「それをリミキサーに渡したら、オジー/マドンナのデュエットに仕上げてきた」と明かした。オリジナルのマドンナのボーカルとオジーの声を“うっかり”同時に渡した結果生まれた、そのスティーヴ・“シルク”・ハーリーによるリミックスは『Now Dance ’92』コンピレーションに収録された。ルイスによれば、オリジナル版は1992年に全英ダンス・チャートでTOP10入りし、最高4位を記録したとのことだ。
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