iLiFE!「夢のステージ、本当にしあわせに思います」騒動を乗り越え、ファンとの絆で大成功させた日本武道館ライブレポート公開! 2026年夏、Kアリーナ横浜ワンマン発表も

2025年9月10日 / 19:00

 「私と貴方で作る、アイドルライフ!」をテーマに活動している人気女性アイドルグループ・iLiFE!(アイライフ)。2020年の結成から5年目となる夏、念願の日本武道館ワンマンライブ【ONELiFE!】を開催した。超満員のオーディエンスと共に全力で駆け抜けた約3時間半。そのレポートをここに公開する。

<ネガティブな事象をすべて吹き飛ばす衝撃オープニング>

 「私と貴方で作ってきた5年間のアイドルライフ。ついにここまで辿り着きました。苦しいこともたくさんあった。あなたの声があったから乗り越えられた。一度きりの人生。全員でひとつになって、今日この場所を世界で一番の空間にしましょう! iLiFE! 日本武道館ワンマンライブ ONELiFE!」といったナレーションを受け、サイリウムを光らせながら大歓声を上げるアイライファー(※iLiFE!ファンの呼称)たち。その地鳴りのような叫びに誘われるように心花りり(赤)、福丸うさ(黄)、若葉のあ(緑)、那蘭のどか(ピンク)、空詩かれん(青)、虹羽みに(水色)、純嶺みき(紫)、小熊まむ(橙)、あいす(白)の順でメンバー9人が登場すると、無数のスクリーンが設置されたド派手なステージ上で「ついにやってきました! iLiFE! in 日本武道館! 1曲目からぶち上げていきましょう!」と「初恋リバイバル」からライブをスタートさせる。

 各メンバーカラーのペンライトを激しく揺らしながら、計測したらアイドルのライブ史上最大記録のデジベルに達しているんじゃないかと思わせるほど、爆発的な声量で響き渡る「世界でいちばん愛してる! あいしてるー!!」などのミックス。これほど凄まじい愛情表現がかつて存在しただろうか。──このライブの直前、規約違反を理由に那蘭のどかの本公演をもっての脱退、心花りりのリーダー降格処分といった重い発表があり、そんな状況下で過去最大規模のステージに立つメンバーたちが不安を抱えていることは、火を見るより明らかだった。が、そうしたネガティブな事象をすべて吹き飛ばすように、全身全霊で叫び続けるオーディエンスの声とその光景は、9人の目を一瞬にして輝かせ、何があろうと笑顔でステージに立ち続けるアイドルの本懐を想起させる。

 同公演の最後にあいす(白)も「作り笑顔でもいいからとにかくみんなを楽しませようと思っていたけど、みんなの笑顔のおかげで、私も本当の笑顔でライブをすることができた」と語っていたが(※全文は後述)、アイライファーたちの何があろうと全力で応援し続けるという強い意志とその声でもって、iLiFE!もまた冒頭から全身全霊の歌声とパフォーマンスと笑顔でもって、夢の武道館を「世界で一番の空間」=世界で最も愛にあふれた音楽空間へと染め上げてみせた。そんな長いアイドルの歴史の中でも類を見ない、劇的なオープニングから「会いにKiTE!」「ころころガール」「Dokkoi!ロマンティック」「君セン!」とノンストップで眩いほどにキラキラした姿で歌い踊る9人と、隙間なくコール&レスポンスやミックスで叫び続けるアイライファーによるお祭り騒ぎが畳み掛けられていく。

<iLiFE!×アイライファーの限界突破に次ぐ限界突破>

 9人それぞれの満面の笑みでの自己紹介を経て「ついにやってまいりました! iLiFE! 日本武道館公演!【ONELiFE!】がはじまりましたー!(会場を見渡しながら)でっか! でかくね?」「リハのときは人が全然いなかったじゃん?(だから)もっとちっちゃく感じちゃうのかなと思っていたけど、めちゃくちゃ大きいね。めっちゃキレイな星空みたい!」と感極まるメンバーたち。そして「今日は全員まとめて楽しい気持ちにできるように、私たちiLiFE!、9人で全力を尽くしていきたいと思います! みんな、もっともっと熱くなれますかー! 改めてもっともっと一緒に騒いでいけますかー! ラストまで私と貴方で素敵なアイドルライフ、クラフトしていきましょう!」と、9人9様の可愛いとエモーションをスパークさせながら「キュンとクラフト」「ナイナイ恋煩い□(□=ハート)」「星色トラベラー」「むげんだいすき」と多種多様なキラキラポップチューンを連発し、iLiFE!の存在を世に知らしめるきっかけとなった「アイドルライフスターターパック」も披露。

 この曲は、歌詞の中にオーディエンスが叫ぶコールやミックスを取り入れたナンバーで、この日はステージ上の無数のスクリーンにそれが表示され、新旧アイライファーの誰もが一体となって盛り上がれる仕様となっており、すでに会場中に充満していたとんでもない熱量を限界突破させていく。ちなみに、このあとも「アイドルライフスターターパック」に続く「アイドルライフブースターパック」「アイドルライフエクストラパック」といった「アイドルライフ」シリーズが各ブロックの最後に用意されており、この日のライブは限界突破のその先の限界突破のその先の限界突破……といった感じで、iLiFE!×アイライファーのライブにおいてそもそも「限界」などという概念は存在していないことを証明してみせるのであった。この熱量の高すぎる屈強な絆が如何にして構築されていったのか。機会があればメンバーとアイライファーの両方にインタビューして、今後のアイドルシーンの発展の為に研究したいと思ってしまったほど、この日は凄まじい光景を何度も体感させてもらった。

<ロックバンドとしてもハイレベルの圧倒的なパフォーマンス>

 幕間。スクリーンに映し出される楽屋などでのオフショットムービー。そして「抜き打ちiLiFE!コールチェック」と題して、スタンダードミックス、ジャパニーズミックス、アイヌ語ミックス、ミョーホントゥスケ、ミョーホンドライバー、ミョーホンワイパー、ガチ恋口上(真)、ガチ恋可変3連MIXとお題を次々と振られていくのだが、武道館中のアイライファーが一体となってそのすべてに完璧に応えていく様は、これまたアイドルシーンの発展の為に映像化したほうがいいのでは? と思うほどお見事であった。本当に優秀すぎる。

 転換時間すらも全力で盛り上がったあとは、これまでの空気を一変させるロックモードへ。生バンドを従える形で、黒い衣装に着替えて再登場した9人は「今までの悔しい気持ちを全部ここに持ってきました! もっともっと気合い入れて本気でついてきてください。武道館、揺らすよ!」と、ラウドなロックサウンドに乗せてあらゆる感情を吐き出すように「#ラブコード」「LOML」を歌い叫び、さっきまでキラキラポップなライブをしていたアイドルグループとは思えない、幾度となく噴射する火炎にも負けない激しいアクトを繰り広げていく。「後悔のないように全部を伝えても バイバイバイバイバイバイなら 嫌だよ嫌だよ」「ごめんね 弱いね弱いね弱くてごめん 伝えたかった」などの生々しいほどリアルなフレーズたち、それらにエモーションの限りを尽くして叫ぶ彼女たちは、切なくも勇ましかった。

 また、このブロックでは「あなたのその拳、空高く掲げてください」と、新曲「完全勝利Love&Good」も披露。メタルテイストやエレクトロサウンドも取り入れた激情的な高速ロックチューンを大暴れしながら、ドラマティックなシンガロングも挟みながら完全勝利へ向けて情感たっぷりに歌い飛ばしていく9人。さらには「おいおい、そんなんじゃ聞こえねぇぞ。やれんのか! 武道館!」と、切なさも悲しみも涙もすべて君へのメッセージとして届くていく「メッセージ」を武道館に集いしすべての者たちと共に歌い叫ぶ。生バンドの演奏に合わせて歌う難しさを一切感じさせない、ロックバンドとしてもハイレベルの圧倒的なパフォーマンスだった。

 生バンドに絶賛と感謝の言葉を告げてステージから送り出すと、9人は再びキュートでポップなiLiFE!をお届けするべく、iLiFE!がもっと好きになるおまじないをみんなにかけながら「くりてぃかる□ぷりちー(□=ハート)」で可愛いの限りを尽くし、その後も「HUNGRY!!!」「キスハグ侵略者」と愛に溢れかえった全力ミックスを浴びながら疾走し続け、みんなと共にピースサインを掲げながら「青春のパズルは埋まらない」、そして「アイドルライフブースターパック」で前述した通りの天井知らずの大スパークを生んでいき、ミックスで使用された「カールハインツシュナイダー」(※『キャプテン翼』の登場人物、愛称:ドイツの若き皇帝)生みの親・高橋陽一もビックリであろう圧巻の絶景を堪能させてくれた。

<9人でのラストステージ、8人での新たな始まりのステージ>

 幕間。過去のライブやステージ裏の映像がスクリーンに映し出され、武道館へ向けた9人のインタビューも上映。そして、ライブは9人でのラストステージの様相を呈していく。ストリングスチームの荘厳な音色に包まれながら9色のドレス姿で登場した彼女たちは、そのスカートのチュール部分を鮮やかに脱ぎ捨てると「sweet timer」を歌い始めた。「ずっと満点 星空 時を止めて もう一回 僕を夢の中へ」「もしこの世界が続く魔法があるのなら」と奇しくも別れの舞台のサウンドトラックのように響き渡るフレーズたち。那蘭のどかの脱退が発表されたタイミングを考えると、それを意として用意したセットリストではないかもしれないし、この時点では、彼女が途中退場する(※詳細は後述)ことを客席にいる者たちは知らされていなかったわけだが、それでもメンバーは全員それを知りながら歌っていたわけで、振り返ったときに胸が締め付けられるシーンだった。

 その後もシンフォニックかつドラマティックな演奏に乗せて「エンディングの先 そのまた先」を思い描く「Quest x Quest」や「待ちに待ったこの今が最強じゃん! 最高じゃん!」と夢の武道館に辿り着いたシチュエーションにぴったりのフレーズも飛び出す「ドラマチックミライ」と、どこまでもアイドルらしく全力で歌い踊る9人。さらには「黄昏サイクル」を「ぐちゃぐちゃの感情も一つ一つそっと飲み込んでく きっと時間はかかるけど 大丈夫 前を向いていけるよ」「張り裂けそうなんだ 胸がいっぱいだ」とぐちゃぐちゃの表情と涙声でもって歌い上げ、そんな彼女たちをやさしく包み込むストリングスの調べがさらに感動を誘った。

 そして「全国のアイライファー! 私たちと一緒に楽しんでいけますかー! 9つの星、武道館に輝かせてください」と、新曲「ユメクライミング」から「ヒラリラリア」「サイクロンライフ!」「ライフステージ」「アイドルライフエクストラパック」とアッパーなキラーチューンを畳み掛けていくのだが、全楽曲、全フレーズにこれまで以上に感情を爆発させながらパフォーマンスする9人の姿があまりに美しく、楽しくて仕方がないはずなのに笑顔だけじゃなく涙も込み上げてくるという、圧倒的な光度を誇るiLiFE!のエネルギーに誰もが魅了される瞬間が何度もあった。そして、そんな彼女たちの想いに呼応するように今日ここまでで最大のボリュームでミックスを送り続けるアイライファーたちの姿もまた、思わず笑ってしまうほど美しかった。なんて理想的な関係性なんだろう。

 ライブ本編、28曲。そのすべてを全力で完遂したiLiFE!。だが、すぐさま巻き起こる「アンコール!」の声を受け、9人は一切の疲れを感じさせないどころか、今日いちばんのキラキラの笑顔で再登場して「可変三連MIXをおぼえる歌」「デリバリサマー」「ガンバッテンダー」と、同じく一切の疲れを感じさせないどころかフルパワーでシンガロングするアイライファーたちと大はしゃぎ! 巨大な夏フェス会場にいるのかと錯覚を起こすほど開放的で、楽しすぎてどうにかなってしまいそうな音楽空間を創造してみせた。そんな夏の終わりの最後のお祭り騒ぎを堪能させてくれたiLiFE!だが、このタイミングで9人での活動は結末を迎える。「私はここまでとなります。改めまして、この度はたいへん申し訳ございませんでした! …………iLiFE!での約1年弱! 本当にありがとうございました!」

 そう最後の言葉を残して那蘭のどかは、大歓声を浴びながらステージをあとにした。脱退しなければならない状況を自分で生んでしまったとは言え、この瞬間に彼女の名前や「ありがとう!」と感謝の言葉を叫んでいたファンがたくさんいたのは、iLiFE!にとっての夢の舞台で曇った表情を一切見せず、アイドルとしての、iLiFE!のメンバーとしての役割をしっかりと果たしたからであろう。彼女が去ったあと呆然と立ち尽くすファンの姿もあり、そうした人々の心情を察すると居た堪れない気持ちになったが、その痛みも悲しみもすべて分かったうえでステージに残った8人は、今伝えるべき想いを最後の曲に乗せる。

 「改めまして、本日は日本武道館公演【ONELiFE!】にお越しくださり、本当にありがとうございます。最後の曲です。「KiSEK!」。」──何があろうと未来へ進んでいくことを決意した8人は、その新たな始まりのステージで「挫けそうなときでも 一人じゃないよ 君と もう一回もう一回って 何度も立ち上がって」「始めるYOU&I We I Life! これまでの全てが奇跡になるよ 一緒なら あり得ないこと 君にずっと煌きを 何10回 何100回だってまた起こせるように 歌を歌おう」と自らとアイライファーへの誓いの歌をまっすぐに届けてみせた。そして、このあと、その奇跡の誓いを果たす為の未来のスケジュールが発表されるのだった。

<Kアリーナ横浜ワンマン決定! 8人からのメッセージ>

 今の今まで行われていた武道館公演のダイジェスト映像と共に「重大発表! その先の景色へ 全国ツアー【JAPANLiFE!】開催決定」と、全公演のスケジュールが告知される。さらに「超重大発表! これは未来に続く物語の軌跡 iLiFE!史上最大級の挑戦へ 2026年8月26日 ワンマンライブ開催 Kアリーナ横浜(最大収容人数20000人)」と、武道館の倍のキャパを誇る会場での単独公演開催がアナウンスされた。もちろん、会場は驚きと歓喜の声で埋め尽くされる。こうして新たな奇跡を起こす為のストーリーへ歩み出すことになったiLiFE!は、メンバーひとりずつ、ここに集いし大切なファンたちへその胸の内を語っていく。

 純嶺みき(紫)「今日来てくれてありがとうございます。正直……すごく不安な武道館だったんですけど、こうやっていろんな人が来てくれて、いろんな色のペンライトを持ってくれて、一生の思い出になりました! すごくしあわせな時間をありがとうございます!」

 虹羽みに(水色)「自分は武道館に立たせてもらっている立場だからこそ……思うことはたくさん……プレッシャーだったりとか、みんながね、今まで(iLiFE!)をつくってきてくれたから、今があるじゃん? だから、今日、絶対に! 成功させたくって……(涙を溢れさせる)。たくさんね、みんなで頑張っていたんだけど、最後まで頑張れたから、これからは8人で一体となるけど……私は絶対にずっとここにいたいと思っているので、今後もずっと会えたらいいなって思ってます! 本日はありがとうございました! 楽しかったです!」

 小熊まむ(橙)「楽しかったですかぁ?(大歓声)いろんなことがある中、こうやって足を運んでくださって本当にありがとうございます。ちょっとでも来てよかったと思ってもらえるようなライブにしようと思っていたので、皆さんが「楽しかったですか?」という質問にたくさん答えてくれて、本当に嬉しいです。本日はありがとうございました!」

 空詩かれん(青)「私がiLiFE!に加入したときには、もうこの日本武道館公演は決まっていて、私がこの舞台に立っていいのかどうかすごく悩んだ時期もあったんですが、今日こうしていろんな色のペンライトを見ることができて、たくさんの人と楽しい空間をつくることができて、本当にしあわせだなと心から思いました。これからもアイドルライフは続きます。この先もずっと私たちと一緒にアイドルライフをつくってくれると嬉しいです! 本日は本当にありがとうございました!」

 若葉のあ(緑)「私のアイドル人生は、約2年前に加入したんですけど、結構……楽しい時間よりもツラい時間のほうが(涙を溢れさせる)2年間の中で多くて。でも、今日ここに立って、自分がアイドルになったのは正解だったって思えたし、アイドルになったのは間違いじゃなかったし……さっきもまむと目が合うだけで、ニコって笑ってくれるたくさんのファンの人がいて。今日ここまで頑張ってきたのは、無駄じゃなかったって心から思いました! 本当に今日はお越しくださりありがとうございます! これからもよろしくお願いします!」

 福丸うさ(黄)「去年10月、のどかの加入のときに日本武道館ワンマンライブが発表されて、今日まで本当にいろんなことがあって。最初は今一緒に立っているメンバーではなかったし……直近の出来事だけじゃないけど、メンバーひとりひとりいろんな想いを抱えて、きっとファンの人も関係者の人もみんながいろんな想いを抱えて……「今日、開催できるのかなぁ? ちゃんとできるのかなぁ?」ってすっごい不安だったと思うし、うさもすごく不安で……「大失敗しちゃったらどうしよう? 自分が大コケしたらどうしよう? 歌詞ぜんぶ飛ばしたらどうしよう?」って思っていたんですけど、ステージに立って、みんなの本当に楽しそうな笑顔やキラキラのペンライトがたくさん見れて「日本武道館に立つってこういうことなんだ!」って思えた気がして。……今日ここに来ることを迷った方もいらっしゃると思うんですけど……来てくれて、iLiFE!を観てくれて、ありがとうございます。メンバー、頑張ってるので、明日とか特典会があると思うんですけど、あのー、褒めてあげてくださーい(笑)。お母さんみたいになっちゃったけど、みんなも偉いし、メンバーも偉いし、(この先もiLiFE!は)止まらないので、これからもよろしくお願いします!」

 あいす(白)「ここ数日間で本当にいろんなことが起きて、ファンの方にすごくたくさん不安な思いをさせてしまったと思います。私たち自身も不安な思いが大きい中、今日もギリギリまで変更に変更を重ね、めちゃめちゃ頭パンパンになりながらも、全力でこのステージに立ちました。ステージに立つ前は、作り笑顔でもいいからとにかくみんなを楽しませようと思っていたけど、振り返れば、作り笑顔じゃないみんながいて。みんなの笑顔のおかげで、私も本当の笑顔でライブをすることができて、終わる頃には不安な気持ちなんかどっか行っちゃって、すごい嬉しいお知らせもあって、みんなで「頑張ろうね」ってなれて。こういう環境を提供してくださる運営さんにも、ずっと応援してくれるファンの方にも、いろんな壁を一緒に乗り越えてくれるメンバーにも、本当に本当に感謝でいっぱいです! この夢の武道館というステージを私たちに届けてくれて、本当にありがとうございます! マジで、めちゃめちゃガチで、超たのしかったです! これからもよろしくお願いします!」

 心花りり(赤)「まずは【ONELiFE!】日本武道館公演にお越しいただき、ありがとうございます。そして、この度は直前にも関わらず……ご迷惑とご心配をおかけしてしまい、本当に申し訳ございませんでした。自分はここに立つ資格はないのかなと、運営さんたちと直前まで話していて。でも、立たせていただけるということで……皆さんにもメンバーにもすごく複雑な気持ちにさせてしまったので、とっても申し訳ない気持ちでいっぱいだったんですけど、何より自分がいちばん(在籍期間が)長いということで、2年前の周年の豊洲PIT、去年の幕張、そして、今年、5周年の日本武道館。そして、来年、さらに上のステージということで……皆さんの信頼を取り戻せるように精一杯頑張っていきたいと思います! 本日は本当にありがとうございました!

 iLiFEの夢のステージ、夢だったこの日を皆さんと過ごせて、本当に本当にしあわせに思います。また来年、もっともっと大きいステージに立つことが決まっているので、そのときも皆さんと一緒に過ごせることを願って、また頑張っていきたいなって思っています。これからもiLiFEのことをよろしくお願いします!」

 メンバーそれぞれに複雑な心境も、武道館に立てた喜びも、未来への想いも赤裸々に語り、最後は「以上、私たち! iLiFEでしたー!」とステージをあとにした8人。これまでの道程がそうであったように、この先にも多くの試練が待っているかもしれない。1年後には、Kアリーナ横浜のステージに立つことが決まっているわけで、これまで以上に魅力的なアイドルグループにならなければならない。でも、この日、前例のない状況での日本武道館ワンマンを乗り越え、成功させてみせた彼女たちならどんな奇跡も起こしてくれると、期待せずにはいられない。iLiFE=「私と貴方で作る、アイドルライフ!」のこの先もまだまだ続いていく物語にぜひ注目してほしい。

取材&テキスト:平賀哲雄
カメラマン:
ポテヤマムラ(PoTEC inc.)
オカベメイ(PoTEC inc.)
下山春香
高田メタル

◎ライブ【iLiFE! 日本武道館ワンマンライブ「ONELiFE!」】
2025年8月27日(水)日本武道館 セットリスト:
01.初恋リバイバル
02.会いにKiTE!
03.ころころガール
04.Dokkoi!ロマンティック
05.君セン!
MC(自己紹介&トーク)
06.キュンとクラフト
07.ナイナイ恋煩い□(□=ハート)
08.星色トラベラー
09.むげんだいすき
10.アイドルライフスターターパック
転換(着替え)
11.#ラブコード
12.LOML
13.完全勝利Love&Good(新曲)
14.メッセージ(アレンジver)
MC
15.くりてぃかる□ぷりちー(□=ハート)
16.HUNGRY!!!
17.キスハグ侵略者
18.青春のパズルは埋まらない
19.アイドルライフブースターパック
転換(着替え)
20.sweet timer
21.Quest x Quest
22.ドラマチックミライ
23.黄昏サイクル
MC(衣装についてなど)
24.ユメクライミング(新曲)
25.ヒラリラリア
26.サイクロンライフ!
27.ライフステージ
28.アイドルライフエクストラパック
MC(写真撮影)
EC1.可変三連MIXをおぼえる歌
EC2.デリバリサマー
EC3.ガンバッテンダー
EC4.KiSEK!

◎イベント情報

全国ツアー【JAPANLiFE!】
2025年12月5日(金)宮城・仙台PIT
2025年12月20日(土)金沢・本多の森ホール
2026年1月16日(木)大阪・Zepp Namba
2026年1月16日(金)大阪・Zepp Namba
2026年1月23日(金)福岡・Zepp Fukuoka
2026年1月27日(火)札幌・Zepp Sapporo
2026年2月1日(日)愛知・名古屋ポートベース
2026年2月5日(木)東京・Zepp Haneda
2026年2月6日(金)東京・Zepp Haneda

ワンマンライブ【タイトル未定】
2026年8月26日(水)Kアリーナ横浜


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