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オアシスのノエル・ギャラガーが、自身のバンドがザ・ビートルズよりも“ビッグだ”と発言してから数十年後、オアシスの米カリフォルニア州パサデナのローズボウル・スタジアムでの公演初日に、誇らしげな音楽の父のように彼らを撮影するポール・マッカートニーがいた。
現地時間2025年9月6日に開催されたコンサートの観客席で、ポールがスイート・エリアからスマホのカメラを掲げ、ノエルが『ヒーザン・ケミストリー』収録の「Little by Little」(UKシングル・チャート2位)を歌う姿を撮影している姿が目撃された。その後、リアム・ギャラガーが1994年シングル「Whatever」でリード・ボーカルを取った際、アウトロにザ・ビートルズの『アビイ・ロード』収録曲「Octopus’s Garden」の数小節を追加したが(これはしばらく前からライブで恒例となっている)、リアムはザ・ビートルズのメンバーの前で生演奏を披露することになるとは予想していなかっただろう。
公演後に車へ向かうポールの姿をパパラッチが捉え、コンサートの感想を尋ねた。彼は手でOKのジェスチャーをしながら、“最高だったよ”とだけ答えた。
ネット上のファンは、スイート・エリアで唯一立っていたポールがステージのノエルを撮影する瞬間を熱狂的に受け止めた。あるSNSユーザーは動画に、「サー・ポール・マッカートニーが今夜ロサンゼルスでオアシスを観覧中。師が弟子を見守る。伝説の夜だ」と添えた。別の投稿者は、「ノエル・ギャラガーは今夜、ポール・マッカートニーが自分を録画したニュースを家に帰って知ることになる。これがどれほど最高なことか分かる?本当に嬉しいよ」と綴った。さらに別の投稿者は、「今夜まるで年長のウィザード(魔法使い)が弟子たちを見守るようにオアシスを観るポール・マッカートニー。美しい」とコメントした。
別の投稿では、ザ・ビートルズのシャツを着たギャラガー兄弟の懐かしい写真に、「この二人は、自分たちが作った音楽のインスピレーションを与えたポール・マッカートニーが、その音楽を歌っている姿をスマホで録画していたことを知ってるのかな?」というキャプションが添えられていた。
オアシスが1990年代に1994年の『オアシス』と1995年の『モーニング・グローリー』というワンツーパンチで登場した際、ザ・ビートルズの影響を強く受けたギャラガー兄弟の音楽スタイルから、二つのバンドはしばしば比較された。しかし、ノエルの“ザ・ビートルズよりもビッグだ”という発言が原因で、バンド間の関係は困難なスタートを切った。2021年のインタビューでノエルは当時を振り返り、「オアシスがデビューした頃、俺らは規模的にも音楽的にも(ザ・ビートルズと)比較されるほど巨大でした。恥ずかしい話ですが、彼らと比べられていたんです」と語った。インタビュアーがなぜ恥ずかしいのかと尋ねると、彼は、「だって、俺たちは彼らほど良くなかったから」と答えている。
また2021年には、ノエルがポールの娘ステラ・マッカートニーの50歳の誕生日パーティーで演奏し、ポールとともにザ・ビートルズの「Birthday」と「I Saw Her Standing There」を披露した。
オアシスは現地時間9月7日にローズボウルでの2日目の公演を行い、これが再結成ツアー【Live ’25】の米国最終公演となった。次の日程は9月12日、13日のメキシコシティでの2公演だ。
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