スヌープ・ドッグ、映画『バズ・ライトイヤー』に関するLGBTQ+発言への批判に言及

2025年9月1日 / 12:30

 スヌープ・ドッグが、子ども向け映画におけるLGBTQ+キャラクターの可視化に関する最近の発言で批判を受けた後、反論している。

 現地時間2025年8月27日に53歳のラッパーは、Hollywood Unlockedのインスタグラム投稿のコメント欄で論争に言及した。この投稿では、メディア・パーソナリティのT.S.マディソンが、2022年のアニメ映画『バズ・ライトイヤー』に登場する同性カップルに関するスヌープの反応を批判していた。

 「突然のことで、孫たちに返す言葉がなかっただけだ。ゲイの友達はみんな事情をわかってくれて、愛情を込めて電話をくれてるよ」とスヌープは綴り、「6歳の子ども向けの答えを知らなくてごめん……学び方を教えてくれよ、俺だって完璧じゃないんだから」と付け加えた。

 スヌープのコメントは、8月20日に公開されたサラ・フォンテノット博士のポッドキャスト『It’s Giving』に出演した数日後に投稿された。番組内で彼は、孫を連れて『バズ・ライトイヤー』を観に行ったことを振り返り、映画で女性キャラクターの一人が同性婚をしており、妻との間に子どもがいる設定であることを知って驚いたと語っていた。

 スヌープは当時、「何で孫が映画の途中で、“パパ・スヌープ、彼女は女性なのにどうして赤ちゃんがいるの?(相手も)女性なのに”って聞かなければならないのか?こんなことのためにここに来たんじゃない、ただ映画を見に来ただけだ」と振り返っていた。

 そして、「だからもう映画に行くのが怖くなった。俺が答えられないような状況に放り込まれるんだ。それには困惑させられた。(子どもの)年齢でそれを見せる必要があるのか?彼らは質問するだろう。俺には答えがない」と述べていた。

 彼の発言はネットで即座に反発を呼び、多くの人が彼を同性愛嫌悪だと非難した。反応を示した一人に『バズ・ライトイヤー』の脚本家、ローレン・ガンダーソンがおり、現地時間8月27日にThreadsの投稿でこの論争について言及した。

 ガンダーソンは、「“バズ・ライトイヤー”となる作品の初期バージョンを執筆していた頃、主要キャラクターにパートナーが必要でしたが、“彼”ではなく“彼女”と書くのがごく自然でした。映画の中では些細な描写ですが、それが持つ象徴的な効果を私は理解していました。小さな台詞、大きな意味。制作陣がその台詞を残してくれたことに感激しました」と綴っている。

 このライターは、「最終的な脚本にはほとんど関与していませんでした。でも、幸せなクィア・カップルが(たとえ数秒間でも)スクリーンに登場するのを見て誇りに思いました。この描写で多くの批判を浴びたことは知っていますが、こうしたことが重要なのは、このような美しい愛が確かに存在するからです」と続けた。

 『バズ・ライトイヤー』には、主要なキャラクターの一人であるアリーシャが同性愛者で、女性と交際していることが明らかになる。二人がキスをする短いシーンが登場するが、このシーンだけでこの映画はアラブ首長国連邦、クウェート、サウジアラビアを含む複数の国で上映禁止となった。また、このシーンでディズニーが意図的にLGBTQ+支持のメッセージを“押し付けている”と主張する米国の右派政治家たちからも激しい反発を招いた。


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