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ザ・ウィークエンドが、現在進行中の【アフター・アワーズ・ティル・ドーン・ツアー】が終盤に差し掛かる中、新たなボックススコア記録を樹立した。米ビルボード・ボックススコアに報告された数値によると、このワールドツアーは2022年に始まって以来、6.355億ドル(約936.9億円)を売り上げ、510万枚のチケットを販売し、史上最大のR&Bツアーとなった。
これにより、ザ・ウィークエンドは、2023年に56公演で5.798億ドル(約854.8億円)を売り上げていたビヨンセの【ルネッサンス・ワールド・ツアー】の記録を超えた。この入れ替わりは、ビヨンセの 【カウボーイ・カーター・ツアー】がカントリー・ツアー記録を更新した数週間後に起こった。チケット販売数では、彼もすでに2017~18年のブルーノ・マーズの【24K MAGIC WORLD TOUR】が記録した360万枚を大きく超えていた。
ザ・ウィークエンドは、現地時間7月30と31日に米フィラデルフィアのリンカーン・フィナンシャル・フィールドで行った2公演で累計6億ドル(約884.5億円)の売上を突破。これはツアーが2022年7月14日に同じ会場で始まってからの大きな節目となった。【アフター・アワーズ・ティル・ドーン・ツアー】は売上6億ドルの大台を突破した9つ目のツアーであり、R&Bアーティストまたは黒人アーティストとしては唯一である。他の8つはすべてポップやロックのツアーで、エルトン・ジョンの【フェアウェル・イエロー・ブリック・ロード・ツアー】やハリー・スタイルズの【Love On Tour】などが含まれる。
同様に、ザ・ウィークエンドはR&Bジャンルの観客動員記録も樹立し、1つのツアーで500万枚以上のチケットを売った唯一のR&Bアーティスト、そして唯一の黒人アーティストとなった。これは500万枚以上を販売した11ツアーのひとつであり、かつ6億ドル超えと500万枚超えを同時に達成したわずか8ツアーのひとつでもある。
【アフター・アワーズ・ティル・ドーン・ツアー】は世界規模で展開され、2022年は北米、2023年はヨーロッパと南米、2024年はオーストラリア、そして2025年は再び米国とカナダへ。現在の北米公演はツアー最大規模で、8月12日までに2.433億ドル(約358.7億円)、150万枚のチケットを記録。前回の北米公演から64%増、前回最高だったヨーロッパ公演(1.581億ドル=233.1億円)から54%増となった。
ツアー最終公演が現地時間9月3日に米サンアントニオで行われる頃には、この北米公演の収益が3億ドル(約442.3億円)を超える可能性があり、ツアー全体の累計は7億ドル(約1.032兆円)に迫り、チケット販売数は550万枚に達する見込みだ。
このツアーは当初ここまでの規模になる予定ではなかった。2020年2月に北米とヨーロッパのアリーナツアーとして発表されたが、コロナ禍で延期され、その後大幅に拡大し、『アフター・アワーズ』(2020年)、『ドーンFM』(2022年)、そして今年の『ハリー・アップ・トゥモロウ』による3部作を引っ提げる形となった。この拡張されたツアーの時代に入ってから、ザ・ウィークエンドは米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で4曲が首位を獲得。その中には2021年に90週のチャートインでチャート史上最大のヒットと認定された「Blinding Lights」が含まれ、アリアナ・グランデとのコラボ「Die for You」が2016年にリリースされてから7年後に1位を獲得するなどの快挙もあった。さらに『ハリー・アップ・トゥモロウ』は2025年2月に同アルバム・チャート“Billboard 200”で49万ユニットを記録し、自身最大の週間ユニットでキャリア3枚目の40万超えアルバムとなった。
【アフター・アワーズ・ティル・ドーン・ツアー】はザ・ウィークエンドにとって最長のツアーで、8月12日までに102公演を実施。2017年の【スターボーイ:レジェンド・オブ・ザ・フォール・ツアー】の63公演から62%増えている。公演数の増加は大きいが、収益785%増、観客動員508%増という規模拡大はそれ以上に劇的だ。アリーナからスタジアムへの移行で1公演あたりのチケット販売がほぼ4倍となり、自然な売上増と相まって飛躍的に拡大した。
2012年3月23日のカナダ・モントリオールのメトロポリスでの初公演以来、ザ・ウィークエンドは200公演超で累計7.34億ドル(約1.082兆円)を売り上げ、630万枚のチケット販売を記録している。
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