エンターテインメント・ウェブマガジン
今週(2025年8月23日付)の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”は、モーガン・ウォーレンの『アイム・ザ・プロブレム』が通算11週目の首位を獲得。TOP10には、3位にガンナの『The Last Wun』、4位にmgkの『ロスト・アメリカーナ』、6位にジョナス・ブラザーズの『グリーティングス・フロム・ユア・ホームタウン』がそれぞれデビューして、9位にはBABYMETALが最新作『METAL FORTH』で自身初のTOP10入りを果たしている。
2025年5月31日付で1位に初登場したモーガン・ウォーレンの『アイム・ザ・プロブレム』は、7月19日付まで8週間トップの座をキープした後、2週間TOP3を維持して8月9日付で再び首位に返り咲き、今週で通算11週目の首位を獲得した。
5月31日付からの順位、各週の獲得ユニット数は以下の通り
・5月31日:493,000(1位)
・6月7日:286,000(1位)
・6月14日:246,000(1位)
・6月21日:209,000(1位)
・6月28日:186,000(1位)
・7月5日:177,000(1位)
・7月12日:173,000(1位)
・7月19日:151,000(1位)
・7月26日:147,000(3位)
・8月2日:142,000(2位)
・8月9日:143,000(1位)
・8月16日:136,000(1位)
・8月16日:126,000(1位)
今週の集計期間(2025年8月8日~8月14日)で記録した126,000ユニット(前週比7%減少)の内訳は、ストリーミングによるアルバム換算ユニット(SEA)が121,000(前週比7%減少)、アルバム・セールスが4,000(前週比3%減少)、トラックによる換算ユニット(TEA)は1,000(前週比12%減少)となっている。
全37曲によるオンデマンド公式ストリーミング再生数は1億5,973万回を記録して、ストリーミング・アルバム・チャートでは通算12週目の首位を獲得。アルバム・セールス・チャートでは前週の13位から21位にランクダウンした。
7月5日付のチャートで8位に初登場したNetflixのアニメーション映画『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』のサウンドトラックは、先週に続き今週も2位にランクイン。週間ユニットは前週から4%増加の104,000に記録を伸ばして、これまでの週間最高記録を塗り替え、初登場から8週連続で週間記録を更新している。
今週3位には、米ジョージア州出身のラッパー=ガンナの新作『The Last Wun』がデビュー。前作『One of Wun』から約1年ぶりの新作で、以下に続く通算7作目のTOP10入りを果たした。
・『Drip or Drown 2』(2019年/最高3位)
・『Wunna』(2020年/最高1位)
・『Slime Language 2』(2021年/最高1位)
・『DS4EVER』(2022年/最高1位)
・『A Gift & a Curse』(2023年/最高3位)
・『One of Wun』(2024年/最高2位)
・『The Last Wun』(2025年/最高3位)
『The Last Wun』は、初週ストリーミングによるアルバム換算ユニットが79,000(オンデマンド公式ストリーミング再生数は1億449万回)、アルバム・セールスは1,000(デジタル・ダウンロードのみ販売)を記録して、累計80,000ユニットを獲得。今週のストリーミング・アルバム・チャートでも3位に初登場した。
本作からは、収録曲の「Him All Along」が昨年11月のソング・チャート“Hot 100”で最高58位を記録。続いて「Won’t Stop」が今年6月のチャートで70位にランクインしている。
続いて今週4位にも新作が初登場。mgkの新作『ロスト・アメリカーナ』が初週63,000ユニットを獲得して、通算7作目のTOP10入りを果たした。
・『レースアップ』(2012年/最高4位)
・『ジェネラル・アドミッション』(2015年/最高4位)
・『ブルーム』(2017年) (2017年/最高8位)
・『ホテル・ディアブロ』(2019年) (2019年/最高5位)
・『ティケッツ・トゥ・マイ・ダウンフォール』(2020年/最高1位)
・『メインストリーム・セルアウト』(2022年/最高1位)
・『ロスト・アメリカーナ』(2025年/最高4位)
63,000ユニットの内訳は、アルバム・セールスが40,500、ストリーミングによるアルバム換算ユニットが22,000(オンデマンド公式ストリーミング再生数は2,863万回)、トラックによる換算ユニットは500で、ストリーミング・アルバム・チャートでは18位、アルバム・セールス・チャートでは1位に初登場した。本作からは、リード・シングルの「cliché」が今年6月のソング・チャート“Hot 100”で62位を記録している。
今週最高の売上枚数を記録した『ロスト・アメリカーナ』は、10種類のアナログ盤(内2種類は直筆サイン入り)、4種類のCD(内1種類は直筆サイン入り)、通常版のデジタル・ダウンロード、ブランド・グッズとCDがセットになったデラックス・ボックス・セットが4種類リリースされている。
8月2日付のチャートで5位に自身初のTOP10入りを果たしたアレックス・ウォーレンの『ユール・ビー・オールライト、キッド』は、今週42,000ユニット(前週比3%減少)を獲得して、先週の6位から5位に上昇した。
今週6位には、ケヴィン、ジョー、ニックのジョナス兄弟から成る米ニュージャージー州出身のユニット=ジョナス・ブラザーズの新作『グリーティングス・フロム・ユア・ホームタウン』がデビューして、スタジオ・アルバムでは以下に続く6作連続、通算8作目のTOP10入りを果たしている。
・『ジョナス・ブラザーズ』(2007年/最高5位)
・『ア・リトル・ビット・ロンガー』(2008年/最高1位)
・『ラインズ・ヴァインズ・アンド・トライング・タイムズ』(2019年/最高1位)
・『ハピネス・ビギンズ』(2009年/最高1位)
・『ザ・アルバム』 (2023年/最高3位)
・『グリーティングス・フロム・ユア・ホームタウン』(2025年/最高6位)
『グリーティングス・フロム・ユア・ホームタウン』は、初週アルバム・セールスが26,000(アルバム・セールス・チャートで3位にデビュー)、ストリーミングによるアルバム換算ユニットは13,000(オンデマンド公式ストリーミング再生数は1,649万回)、を記録して、累計39,000ユニットを獲得した。本作からは、マシュメロとコラボレーションした「Slow Motion」が今年3月に37位、「Love Me to Heaven」が5月に34位、「No Time to Talk」が今週のチャート(8月23日付)で27位に、それぞれポップ・エアプレイ・チャートにTOP40入りしている。
本作は、10曲を収録した通常版のCDとアナログ盤がリリースされた後、2種類のアナログ盤(内1種類はサイン付き)が追加で発売され、米国50州それぞれに適ったサインを特典とした50種類のCDもリリースされている。さらに、ボーナス・トラック4曲、または6曲を収録したの拡張版のデジタル・ダウンロードと、公式ウェブサイト限定のライブ音源を収録したデジタル・ダウンロードも展開された。
7月26日付で2位にデビューしたジャスティン・ビーバーのニュー・アルバム『スワッグ』(38,000ユニット/前週比13%減少)は、先週の5位から7位、モーガン・ウォーレンの前作『ワン・シング・アット・ア・タイム』(38,000ユニット/前週比3%減少)は7位から8位に、それぞれランクダウンしている。
続いて今週9位には、BABYMETALの『METAL FORTH』が初登場して、グループ初のTOP10入りを果たした。初週で記録したアルバム・ユニットは36,000で、週間記録としても自己最高記録を更新している。
36,000ユニットの内訳は、アルバム・セールスが33,500、ストリーミングによるアルバム換算ユニットは2,500(オンデマンド公式ストリーミング再生数は328万回)で、週間セールスも過去最高記録を更新して、アルバム・セールス・チャートではで2位デビューした。
『METAL FORTH』は、15種類のアナログ盤(内2種類はサイン入り)、6種類のCD(内5種類はサイン入り)、ブランド・グッズとCDがセットになった2種類のデラックス・ボックス・セット(内1種類はサイン入り)、3種類のカセットテープ、通常版のデジタル・ダウンロード、2曲のボーナス・トラックを収録した公式ウェブサイト限定のデジタル・ダウンロードが3種類リリースされている。
先週8位にランクインしていたシザの『SOS』(35,000ユニット/前週比4%減少)は今週10位に順位を下げたが、今週でTOP10のランクイン総週を通算100週目に更新し、1956年3月にアルバム・チャート“Billboard 200”の集計が始まって以来、女性アーティストとしては初めてTOP10に100週間ランクインした作品となった。
『SOS』は、今年4月にアデルの『21』を抜き女性アーティストのTOP10ランクイン総週歴代最長記録を塗り替えていた(サウンドトラックや複数のアーティストが参加したキャストによるアルバムを除く)。TOP10に100週間以上ランクインしたアーティストのアルバムは、その他にモーガン・ウォーレンの『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』(165週間)、『ワン・シング・アット・ア・タイム』(121週間)があり、現時点では両者しかこの記録を達成していない。なお、サウンドトラックや複数のアーティストが参加したキャストによるアルバムを含めると、現時点での最長記録は1956年から1960年にかけて173週間を記録した『マイ・フェア・レディ』のオリジナル・サウンドトラックがトップを維持している。
Text: 本家 一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートは8月21日以降掲載予定となります。
◎【Billboard 200】トップ10
1位『アイム・ザ・プロブレム』モーガン・ウォーレン
2位『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』サウンドトラック
3位『The Last Wun』ガンナ
4位『ロスト・アメリカーナ』mgk
5位『ユール・ビー・オールライト、キッド』アレックス・ウォーレン
6位『グリーティングス・フロム・ユア・ホームタウン』ジョナス・ブラザーズ
7位『スワッグ』ジャスティン・ビーバー
8位『ワン・シング・アット・ア・タイム』モーガン・ウォーレン
9位『METAL FORTH』BABYMETAL
10位『SOS』シザ
J-POP2026年2月16日
SoundScan Japanによる2025年年間のアナログ・レコードの売上動向が、発表された。 売上枚数はアナログ・シングルが約14.6万枚、アナログ・アルバムが約92.5万枚となり、合計売上枚数が約107.1万枚で前年比112%とな … 続きを読む
J-POP2026年2月16日
SoundScan Japanが『2025年年間の売上動向』を発表し、オーディオ(アルバム、シングル)の総売上金額は約1,900億円、総売上枚数は約7,639万枚であることが明らかになった。 オーディオ(アルバム、シングル)の総売上金額 … 続きを読む
J-POP2026年2月16日
SoundScan Japanの『2025年年間の売上動向』が発表され、音楽ビデオ(DVD、Blu-rayなど)の総売上金額は約613億円であることが明らかになった。 2024年の音楽ビデオ総売上は約558億円で、2025年は前年比10 … 続きを読む
J-POP2026年2月16日
運命のあの日から、ちょうど一年。社会現象となったオーディション番組『timelesz project -AUDITION-』(通称タイプロ)の最終審査が行われ、timeleszが新体制としてスタートを切った同じ2月5日に、8人は超満員の東 … 続きを読む
J-POP2026年2月16日
GANG PARADEが6月17日にリリースするラスト&ベストアルバム『GANG FINALE』のディスク2に収録されるトラックリストが、11人のメンバーによるセレクトで決定した。 『GANG FINALE』は、GANG PARADEの … 続きを読む