【ビルボード 2025年上半期Global Japan Songs】海外で最も聴かれた日本の楽曲は「オトノケ」 Creepy Nutsがワンツーフィニッシュ(コメントあり)

2025年6月6日 / 04:00

 世界でヒットしている日本の楽曲をランキング化した“Global Japan Songs Excl. Japan”。 2025年の上半期は、Creepy Nuts「オトノケ」が1位に輝いた。

 「オトノケ」は、Creepy NutsがTVアニメ『ダンダダン』オープニング・テーマとして書き下ろした楽曲。2024年に大ヒットを記録した「Bling-Bang-Bang-Born」に続くアニメタイアップとして注目を集め、上半期期間中は計17週首位を獲得した。また「Bling-Bang-Bang-Born」は、リリースから一年以上経った現在も根強い人気をキープし2位に。2025年の上半期は、Creepy Nutsが1位・2位を独占する形となった。

 上半期にリリースされた新曲の中で最も高い順位を獲得したのは、5位にチャートインしたLiSA「ReawakeR (feat. Felix of Stray Kids)」。同曲は、韓国のウェブ小説を原作とするTVアニメ『俺だけレベルアップな件 Season 2- Arise from the Shadow -』のオープニング・テーマに起用された楽曲で、Stray Kidsのフィリックスが参加したことでも話題を呼んだ。2025年1月16日公開チャートで10位にデビュー後、じわじわと順位を伸ばし、MV公開後の3月6日公開チャートで初の1位を獲得。以降8週連続で首位の座をキープし、上半期リリース曲で唯一トップ20に食い込んだ。

 「ReawakeR (feat. Felix of Stray Kids)」を除き、上半期にリリースされた楽曲でトップ100に入ったのは、DECO*27「モニタリング」、AiScReam「愛▽スクリ~ム!」(※)、幾田りら「百花繚乱」のみだった。これは昨年の上半期の半数にあたり、この上半期は特に新曲のヒットが少なかったと言えるだろう。要因としては、アニメタイアップ起因のヒットが減少したことや、米津玄師、YOASOBI、XGといった海外ツアーを行った人気アーティストの楽曲が上位をキープし続けたことなどが考えられる。

 今年、世界7都市を回るワールドツアーを成功させた米津玄師は、「KICK BACK」と「Lemon」の2曲をトップ20に送り込んだ。また、昨年12月から今年2月までアジアツアーを開催したYOASOBIは、アーティスト別で最多となる9曲がトップ100入りを果たした。一方、来年2月に初の有観客ライブを控えるtuki.の「晩餐歌」が16位にチャートインするなど、インターネットを中心に活動する新世代アーティストの存在感も増している。さらに、スペクトラム「F・L・Y」や、AiScReam「愛▽スクリ~ム!」といった、ショート動画プラットフォーム発のミームをきっかけに人気を集めた楽曲もトップ100入りした。

 下半期には、Creepy Nuts、LiSA、藤井 風らが海外ツアー・フェス出演を控えている。また、5月には【MUSIC AWARDS JAPAN】が初開催されるなど、日本のカルチャーを世界に発信しようとする機運がますます高まってきている。既存のヒットパターンである「アニメタイアップ」「ショート動画プラットフォームでのバズ」に加えて、新たな潮流が生まれるのか、引き続き注目したい。

◎Creepy Nuts コメント全文
この度、「オトノケ」が2025年上半期のBillboard JAPAN
世界でヒットしている日本の楽曲のランキング、
“Global Japan Songs excl. Japan”で1位を獲得しました。ありがとうございます!
「オトノケ」は自分たちとしても自信作なので、
たくさん海外の人に聴いていただいて嬉しいです。
またライブでも、曲を聴いてくださっている国にお邪魔することができたらうれしいなと思っております。
今後もよろしくお願いします!

【2025年上半期Billboard JAPAN Global Japan Songs Excl. Japan】トップ20
1位「オトノケ」Creepy Nuts
2位「Bling-Bang-Bang-Born」Creepy Nuts
3位「アイドル」YOASOBI
4位「死ぬのがいいわ」藤井 風
5位「ReawakeR (feat. Felix of Stray Kids)」LiSA
6位「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」TERIYAKI BOYZ
7位「真夜中のドア~stay with me」松原みき
8位「It’s Going Down Now」Lotus Juice / 高橋あず美
9位「NIGHT DANCER」imase
10位「夜に駆ける」YOASOBI
11位「KICK BACK」米津玄師
12位「踊り子」Vaundy
13位「Lemon」米津玄師
14位「SPECIALZ」King Gnu
15位「すずめ (feat. 十明)」RADWIMPS
16位「晩餐歌」tuki.
17位「青のすみか」キタニタツヤ
18位「廻廻奇譚」Eve
19位「怪物」YOASOBI
20位「ベテルギウス」優里

集計期間:2024年11月22日(金)~2025年5月22日(木)

※▽=特殊記号のハート


音楽ニュースMUSIC NEWS

<ライブレポート>吉澤嘉代子×畳野彩加(Homecomings)、初饗宴に舞い込んだ“奇跡” のハーモニー

J-POP2026年3月24日

 2026年3月17日、大阪・ビルボードライブ大阪にてライブイベント【FM802×Billboard Live OSAKA presents ~Close to you~】が開催され、吉澤嘉代子、畳野彩加(Homecomings)が登場した … 続きを読む

コートニー・バーネット、2026年6月に来日公演が決定

洋楽2026年3月24日

 ニュー・アルバム『Creature Of Habit』を2026年3月27日にリリースするコートニー・バーネットによる7年ぶりのジャパン・ツアーが決定した。  6月16日に愛知・NAGOYA CLUB QUATTRO、17日に東京・Spo … 続きを読む

AKASAKI、初の地上波アニメ主題歌担当 『マリッジトキシン』第2弾PVで音源の一部が初解禁

J-POP2026年3月24日

 AKASAKIの新曲「シャケナベイベー」が、2026年4月7日より放送開始のTVアニメ『マリッジトキシン』エンディング主題歌に決定し、第2弾PVにて音源の一部が初解禁となった。  本アニメの原作は、集英社『少年ジャンプ+』にて連載中の静脈 … 続きを読む

加納梨衣、『スノードームタウン』コミックス1巻発売 富山県高岡市を舞台に描く“青春SF” 

J-POP2026年3月24日

 『モーニング』にて連載中の加納梨衣の漫画『スノードームタウン』が、3月23日に発売された。  本作は、高岡市出身の加納が、10年間雪が降り続き、街の外には出られないという“架空の高岡市”を舞台に描く青春SF作品。加納の「自分のふるさとがず … 続きを読む

ねぐせ。×ゼクシィ、結婚式や幸せな日常を映し出した「一生僕ら恋をしよう」コラボMV公開

J-POP2026年3月24日

 ねぐせ。の最新楽曲「一生僕ら恋をしよう」×ゼクシィによるコラボMVが公開された。  「一生僕ら恋をしよう」は、そのタイトルの通り“永遠の愛”を歌ったラブソング。  今回のコラボMVは、恋愛リアリティーショー出演者の「あみ&こうへい」がフィ … 続きを読む

page top