セレーナ・ゴメス、【ビルボード・ラテン・ウィメン・イン・ミュージック】の2025年<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>に決定

2025年4月17日 / 13:30

 現地時間2025年4月16日、毎年恒例のイベント【ビルボード・ラテン・ウィメン・イン・ミュージック】で、セレーナ・ゴメスが2025年の<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>として表彰されることが米ビルボードとテレムンドによって発表された。米マイアミで開催されるイベントは2時間の特番として4月24日にテレムンドで独占放送される予定だ。

 <ウーマン・オブ・ザ・イヤー>は、音楽業界、あるいはその枠を超え、卓越した成功、リーダーシップ、文化的影響力を示した女性アーティストに贈られる。【ビルボード・ラテン・ウィメン・イン・ミュージック】では、これまでシャキーラやカロルGがこの栄誉に輝いている。

 世界的に人気のあるセレーナは、レコーディング・アーティストとして実りあるキャリアを築いてきた。32歳の彼女はビルボード・チャートにおいて、その存在感をジャンルの垣根を越えて示しており、自身初のNo.1ヒットとなった2019年の「Lose You to Love Me」を含め、全ジャンルを対象とした米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”に計42曲がチャートインしている。

 また、オズナとカーディ・BとともにフィーチャリングされたDJスネイクの「Taki Taki」では、2018年10月にラテン・ソング・チャート“ Hot Latin Songs”1位にデビューし、13週にわたって首位を獲得する大ヒットとなった。他にも同チャートで、ラウ・アレハンドロとの2021年のコラボ曲「Baila Conmigo」を含む3曲がトップ10入りを果たしている。「Baila Conmigo」は、ラテン・エアプレイ・チャート“Latin Airplay”1位も獲得した。

 米テキサス生まれのメキシコ系アーティストであるセレーナは、初のスペイン語プロジェクト『リヴェラシオン』を通じて、ラテン・ミュージックの分野でも活躍の場を広げた。4年前にリリースされたこのEPは、ラテン・アルバム・チャート“Top Latin Albums”で1位を記録し、女性アーティストによるアルバムとしてはシャキーラの『エル・ドラド』以来の快挙となった。また、この作品は【グラミー賞】で<最優秀ラテン・ポップ・アルバム>にもノミネートされた。

 最近では、ベニー・ブランコとザ・マリアスと共演した「Ojos Tristes」で、ラテン・ソング・チャート“Hot Latin Songs”TOP5入りした。この楽曲は、1980年代の名曲「El Muchacho de los Ojos Tristes」をリメイクしたもので、セレーナとベニーのコラボレーション・アルバム『アイ・セッド・アイ・ラブ・ユー・ファースト』に収録されている。

 音楽活動にとどまらず、受賞歴のある俳優、プロデューサー、ビジネス・オーナーとしても功績を挙げているセレーナは、社会的に不利な立場にあるコミュニティに寄り添い、メンタルヘルスや社会正義の問題にも積極的に取り組んでいる。なお、彼女は2017年に【ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】で<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>を受賞している。

 今年は、他にもアニッタに<ヴァンガード賞>、ベリンダに<エボリューション賞>、セリア・クルスに<レジェンド賞>、チキスに<インパクト賞)、Ha*Ashに<アンブレイカブル賞>、ナッティ・ナターシャに<アンストッパブル・アーティスト賞>、オルガ・タニョンに<ライフタイム・アチーブメント賞>が授与されることが発表されている。

 3回目となる【ビルボード・ラテン・ウィメン・イン・ミュージック】特番は、2025年4月24日米東部標準時午後9時にテレムンド、Universo、ピーコックで放送される。


音楽ニュースMUSIC NEWS

MUCC、摩天楼オペラを迎えた【TOUR 2025「Love Together」】初日の公式レポ到着

J-POP2025年12月18日

 MUCCが2025年11月2日に名古屋で開催した【MUCC TOUR 2025「Love Together」】初日公演の公式レポートが到着した。  幸先の良い一夜になった、と言えるだろう。MUCCが自らの意思で選んだ“対バンしたいバンド” … 続きを読む

TEAM SHACHI、始まりの場所=名古屋城で感動のフィナーレ 13年8か月の歴史を大団円で締めくくる

J-POP2025年12月18日

 名古屋発のガールズグループ=TEAM SHACHIが、2025年12月13日に名古屋城 二の丸広場にてラストワンマンライブ【TEAM SHACHI 最終SHOW ~晴れ晴れ~】を開催し、その公式レポートが到着した。  今年2月末に年内をも … 続きを読む

【ビルボード】『婚約破棄されたりされなかったりですが、不幸令嬢になりました。~ざまぁしなくても幸せです~ アンソロジーコミック』が “Hot Shot Books”首位

J-POP2025年12月18日

 2025年12月18日公開(集計期間:2025年12月8日~12月14日)の“Billboard Japan Hot Shot Books”で、大川なぎ/柏いち/深見アキ『婚約破棄されたりされなかったりですが、不幸令嬢になりました。~ざま … 続きを読む

にしな、約3年半ぶりニューAL『日々散漫』発売決定 2曲入り“カセットテープ”が早期予約特典

J-POP2025年12月18日

 にしなが、約3年半ぶりとなるニューアルバム『日々散漫』を2026年3月18日にリリースする。  本作には、これまで発表されてきた「ホットミルク」「春一番」「シュガースポット」「わをん」「輪廻」「パンダガール」などの楽曲に加え、新録8曲を含 … 続きを読む

<ライブレポート>ブラック・カントリー・ニュー・ロードが示した、変化し続ける音楽家集団の“現在地”

洋楽2025年12月18日

 ブラック・カントリー・ニュー・ロード(以下、BCNR)が12月10日、2度目となる単独ジャパンツアーのファイナル公演を東京・EX THEATER ROPPONGIにて行った。  ペトゥラ・クラークの「Downtown」が大音量で鳴り響くな … 続きを読む

Willfriends

page top