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現地時間2025年3月2日に開催された【第97回アカデミー賞】で、<歌曲賞>のプレゼンターとしてミック・ジャガーがサプライズで登場し、ドルビー・シアターの観客が総立ちで拍手を送った。
「ご親切にありがとう。このような賞を授与できることを大変光栄に思います」と、ザ・ローリング・ストーンズのフロントマンは語った。「こういう機会を与えられるのは大好きですが、第一候補は私ではなかったんです。プロデューサーたちは、どうしてもボブ・ディランにやってもらいたかったそうです。でも、ボブ・ディランは、“今年の映画で最高の曲は‘名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN’の曲だ”と言って、拒否しました」とディランのモノマネをしながら、ジョークを飛ばした。「ボブは“もっと若いプレゼンターを探したほうがいい”と言いました」と彼は述べ、「皆さん、私はボブ・ディランより若いですよ!」と観客の笑いを誘った。念のため補足すると、ディランは83歳、ジャガーは81歳だ。
映画『エミリア・ペレス』の楽曲「El Mal」が<歌曲賞>を受賞したことが発表されると、クレモン・デュコル、カミーユ、監督のジャック・オーディアールが登壇。カミーユは、ストーンズの「Sympathy for the Devil」の「woo-woo」の部分を歌い上げ、ジャガーに敬意を表した。「“El Mal”は、腐敗を糾弾する歌として書きました」とカミーユは語り、私生活でもパートナーであるデュコルと、「Emilia Pérez」という名前を口ずさみながら、映画から曲を披露して受賞スピーチを締めくくった。
他には、『6888郵便大隊』より「The Journey」(音楽・作詞:ダイアン・ウォーレン)、『シンシン/SING SING』より「Like a Bird」(音楽・作詞:エイブラハム・アレクサンダー、エイドリアン・ケサダ)、『エミリア・ペレス』より「Mi Camino」(音楽・作詞:カミーユ、クレマン・デュコル)、『エルトン・ジョン:Never Too Late』より「Never Too Late」(音楽・作詞:エルトン・ジョン、ブランディ・カーライル、アンドリュー・ワット、バーニー・トーピン)が<歌曲賞>にノミネートされていた。
<作曲賞>は、映画『ブルータリスト』のダニエル・ブルンバーグに贈られた。同賞には、『エミリア・ペレス』(クレモン・デュコル、カミーユ)、『教皇選挙』(フォルカー・ベルテルマン)、『ウィキッド ふたりの魔女』(ジョン・パウエル、スティーヴン・シュワルツ)、『野生の島のロズ』(クリス・バワーズ)がノミネートされていた。
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