【深ヨミ】2作連続で初週ミリオンの記録を達成したSnow Manのシングル販売動向を調査

2024年8月11日 / 14:00

 2024年8月12日付のBillboard JAPAN週間“Top Singles Sales”で、Snow Manの『BREAKOUT/君は僕のもの』が1,088,373枚を売り上げ首位を獲得した。(集計期間2024年7月29日~8月4日)

 『BREAKOUT/君は僕のもの』は、前作『LOVE TRIGGER/We’ll go together』から約5カ月半ぶりに発売された11枚目のシングルで、表題曲「BREAKOUT」はメンバーのラウールが主演を務める映画『赤羽骨子のボディガード』の主題歌、ダブルA面の表題曲、「君は僕のもの」は、メンバーの渡辺翔太が主演を務めるドラマ『青島くんはいじわる』の主題歌となっている。前作『LOVE TRIGGER/We’ll go together』の初週1,224,902枚には及ばなかったが、自身9作目のミリオン突破や初の2作連続ミリオン等多くの記録を残す結果となった。

 ここでは、Snow Manの『BREAKOUT/君は僕のもの』を含むシングルの販売動向を、SoundScanJapanのデータを使用し調査した。

 まず、Snow Manの既発シングルの、初週販売枚数と2024年8月4日までの累計販売枚数をグラフ化したものが図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/140452/2)である。

 初週販売枚数については『BREAKOUT/君は僕のもの』の1,088,373枚は前作『LOVE TRIGGER/We’ll go together』の1,224,902枚に次いで11作中2位となっている。

 次に、累計販売枚数については『LOVE TRIGGER/We’ll go together』、『KISSIN’ MY LIPS/Stories』、『D.D./Imitation Rain』(SnowManvsSixTONES名義)、『Grandeur』についで5位となっている。過去作を見ると『Dangerholic』以前に発売された9作はいずれも初週でミリオンには届いてなかったが、2週目以降もセールスを伸ばし、実に7作が旧譜となってからミリオンを突破している。

 そこで、デビュー作『D.D./Imitation Rain』から『Dangerholic』までの2023年以前に発売された9作品の、2024年(8月4日まで)の実店舗(図中:紺色)とEコマース(E-Cと表記、図中:水色)の販路別販売枚数をグラフ化したのが図2(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/140452/3)である。

 タイトル別に見ると、これらのシングルで最も新しい2023年9月6日発売の『Dangerholic』の17,633枚が最も多くなっている。次点は2022年3月30日発売の『ブラザービート』の9,611枚で、2年以上前の作品にも関わらず毎週平均310枚以上売っている事になる。他の作品も3,400枚以上のセールスを記録しており、旧譜となってからも売れ続けている傾向が見て取れる。

 また、2024年1月1日から8月4日までの日本での全シングルセールスの販路比は実店舗が29.8%、E-Cが70.2%となっているが、グラフを見ると実店舗の比率が高くなっている。実際Snow Manの旧譜シングル7作品の2024年セールスの販路比は実店舗54.1%、E-C45.9%と逆転している。実店舗で売るためには在庫を置かなければならないが、近年の家電、書店、レンタル等の兼業店はセルCDの売り場が制限され、売り場面積が狭くなるか、そもそも常設在庫を置かなくなる傾向にある。そんな中、狭い売り場面積で在庫を置けるタイトルを厳選しなければならないのだが、Snow Manの作品は、安定して売れるという意味で店舗から信頼されている事が伺える結果となっている。

 2024年になってからの8月4日までのシングルセールスで、ミリオンを突破しているのはSnow Manの『BREAKOUT/君は僕のもの』と『LOVE TRIGGER/We’ll go together』の2作品しかなく、現在のフィジカルセールスでは圧倒的な強さを見せている。また、旧譜となってからもすべての作品が売れ続けている事からも、Snow Manは音楽業界において唯一無二の存在となっていると言っても良いだろう。Snow Manの今後の活躍からも目が離せない。


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