エンターテインメント・ウェブマガジン
セリーヌ・ディオンは長い間、何かがおかしいと思っていたそうだ。2022年に稀な神経疾患であるスティッフパーソン症候群と診断されたことを公表した彼女は、ようやく自分の健康上の問題について打ち明けることができたと感じた。自身の闘いについて語る米NBCのゴールデンタイム特番の最新予告で、カナダの大物シンガーである彼女は米TV番組『トゥデイ』のホダ・コットビーに、もっと透明性を持つときが来たと述べた。
診断後初となるTVインタビューの抜粋で、セリーヌは自身が抱えていた秘密をファンや世間に話さなかったことの重荷について、「私にはもう無理でした」と語っている。「何と言ったらいいのでしょう?私が……(患っているのは)何?私たちには何が起こっているのかわかりませんでした」と彼女は述べている。
「時間をとらなかったんです。立ち止まるべきでした。時間をかけて解決するべきでした……当時夫も自分の命をかけて闘っていました。子供たちを育てなければならなかった。隠さなければならなかった。ヒーローになろうとしなければならなかった。体が離れていくのを感じながら、自分の夢にしがみついていました。私にとって嘘をつくことは……重荷が大きすぎました」と彼女は続けた。
セリーヌは、“今の自分があるのはこの人たちのおかげ”という人たちに嘘をつくのは耐え難いことだったと話している。
この前に公開されたインタビューの抜粋で、セリーヌはこの稀な症状がもたらす苦痛について、「誰かに首を絞められている感じです。喉頭がこうやって押し込まれているみたいに[声を高くする]。そうやって話しているみたいで、高くも低くもできません。痙攣するのです」と説明していた。
56歳のセリーヌはさらに、この障害による痙攣は、時に激しくなり、ある時は肋骨を折ったと語っていた。この稀な疾患は、制御不能な筋肉の痙攣を引き起こし、動くことが困難になる。昨年12月に姉のクローデットが、セリーヌが自分の筋肉を“コントロールできない”と明かし、その後予定されていた2023年のツアーはキャンセルされた。病気と闘う彼女の長い道のりは、現地時間6月25日にAmazon Prime Videoで配信されるドキュメンタリー『I Am: Celine Dion』に記録されている。
セリーヌはまた、2008年に症状に気づいてから声をコントロールするのが難しくなったが、最初は“大丈夫”だと思っていたとコットビーに語っている。だがその後、手足の筋肉の痙攣やこわばりが目立つようになり、何か深刻なことが起きていると悟ったそうだ。この慢性進行性疾患は、薬で管理することできる。
インタビューの全容は、米東部時間6月11日午後10時から米NBCのゴールデンタイム1時間スペシャルとして放送される。
J-POP2025年12月4日
BUDDiiSが、2026年2月11日にメジャー1stアルバム『THIS IS BUDDiiS』をリリースする。 今年9月のアリーナツアーにて、2026年よりソニー・ミュージックレーベルズとのメジャー契約を発表したBUDDiiS。12月 … 続きを読む
J-POP2025年12月4日
トリプルファイヤーが、2026年6月27日にキャリア最大規模となるワンマン公演をSpotify O-EASTで開催することが決定した。 公演タイトルは【史上最大の作戦】。ここから本番までの半年間、様々な試行錯誤を重ねながら、トリプルファ … 続きを読む
J-POP2025年12月4日
2025年12月4日公開分(集計期間:2025年11月24日~11月30日)の年号別チャート“Billboard JAPAN Hot Heisei Books”で、吉田修一『国宝 上巻』が5週連続1位を達成した。 本チャートは、紙書籍・ … 続きを読む
J-POP2025年12月4日
2025年12月4日公開(集計期間:2025年11月24日~11月30日)のBillboard JAPAN年代別書籍チャート“Billboard Japan Reiwa Books”で、日向夏/ねこクラゲ/七緒一綺/しのとうこ『薬屋のひと … 続きを読む
J-POP2025年12月4日
SUPER★DRAGONが、2026年1月5日に新曲「Break off」を配信リリースする。 12月4日に神奈川・CLUB CITTA’でニューシングル『Concealer』の発売記念ライブを開催し、抽選招待で訪れたファン1,000名 … 続きを読む