ビリー・ジョエル、新曲「Turn the Lights Back On」のおかげで音楽の楽しさを再確認できたと語る

2024年2月2日 / 12:45

 ザ・ピアノ・マンことビリー・ジョエルが約20年ぶりにリリースしたニュー・シングル「Turn the Lights Back On」を記念し、今週Audacy Check In(オーダシー・チェック・イン)の取材にジョエルとこの楽曲を共作したフレディ・ウェクスラーが応じ、作曲プロセスについて語った。

 ジョエルはしばらくの間、音楽への情熱を失っていたことを明かした。「(昔は)楽しかった。音楽は楽しいものだ。ロックンロールは楽しかった」と彼は述べ、「楽しむことがすべてだったのに、僕はそれを失ってしまって、もう楽しくなかったから“明かりを消した”(turn the lights off)んだ」と続けている。

 ジョエルは、ウェクスラーとの思いがけないつながりが、再びスタジオに戻ることを確信させたのだと付け加えた。彼は、「他の人たちが、スタジオに戻って新曲を作ったり、レコーディングをするように説得してきたが、僕はいつもそれに抵抗してきた。曲作りが苦痛になっていたからわざと避けてきた。僕には高いハードルがある。“そのハードルに届かなかったら、自分を責めるし、自分を殴るし、自分が嫌いになる”って自分に言い聞かせた。だからそんな気分に嫌気がさしてやめたんだ」と述べている。

 ジョエルはウェクスラーの作品を聴いたとき、心に響いたという。「メロディー、コード、コード進行、拍子記号に至るまで、すぐに衝撃を受けたし、そうやって僕は音楽に共感する。この曲のある特別な歌詞は、自分も考えていたことで、この歌詞をそのまま僕が書いていたかもしれなかった。この言葉を噛みしめて考えてきたし、この言葉を以前口にしたこともある。すべてがうまく収まっていたので、それに逆らうことなんてできなかった」と彼は説明している。

 ジョエルは、米東部時間2024年2月4日午後8時から米CBSで放送される【第66回グラミー賞】で「Turn the Lights Back On」を初めて生パフォーマンスする予定だ。


音楽ニュースMUSIC NEWS

<ライブレポート>岩田剛典「挑戦こそ人生の醍醐味」大きな一歩を踏み出した自身初アジアツアー東京公演

J-POP2025年12月23日

 11月18日の愛知公演を皮切りにスタートした【Takanori Iwata ASIA TOUR 2025-2026 “SPACE COWBOY”】の東京公演が、12月20日・21日に有明アリーナで開催された。国内4 … 続きを読む

Suchmos、最新EP『Sunburst』のアナログ盤を1月発売

J-POP2025年12月23日

 Suchmosの最新EP『Sunburst』が、12インチ・アナログ盤として2026年1月21日にリリースされる。  先日、地元・横浜での公演を皮切りに、国内外13都市・全14公演を巡る【Suchmos Asia Tour Sunburs … 続きを読む

メタリカのジェイムズ・ヘットフィールド、「サンタクロースがやってきた」のドラマチックな朗読で“ファンに早めのクリスマス・プレゼント”

洋楽2025年12月23日

 クリスマスを間近に控え、メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドが「A Visit From St. Nicholas」(サンタクロースがやってきた)の朗読を公開した。ホリデー・シーズンに合わせて披露されたこの朗読は、定番のクリスマス物語を … 続きを読む

【米ビルボード・ソング・チャート】マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」通算21週目の1位、キャリア首位獲得総週が通算100週に

洋楽2025年12月23日

 今週(2025年12月27日付)の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”は、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」が通算21週目の首位を獲得。同曲を含めて、TOP10中9曲をホリデー・ソングが独占した。  1994年にリリ … 続きを読む

羊文学「光るとき」が第102回箱根駅伝CMに起用、神谷浩史/花江夏樹ら声優5名が“たすき”役で出演

J-POP2025年12月23日

 2026年1月2日と3日に放送される、日本テレビ系列『第102回東京箱根間往復大学駅伝競走』で、声優5名のナレーション、そして羊文学の楽曲を起用した「第102回箱根駅伝用オリジナルCM 」年始特別バージョンが放映される。  本CMのナレー … 続きを読む

Willfriends

page top