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故エイミー・ワインハウスの伝記映画『バック・トゥ・ブラック』が現地時間2024年5月10日に全米公開される。映画『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』のサム・テイラー=ジョンソンが監督を務め、『リヴァプール、最後の恋』の マット・グリーンハルシュが脚本を手がけた本作では、「エイミー・ワインハウスが瞬く間にスターとなり、画期的なスタジオ・アルバム『バック・トゥ・ブラック』のリリースについて、誰も見たことのないエピソードが描かれている。エイミーの視点から語られるこの映画は、この現象の背後にいる女性と、史上最も伝説的なアルバムのひとつにインスピレーションを与えた関係に、率直な眼差しを向けている」と米フォーカス・フィーチャーズが12月12日に発表した。
この映画では、『インダストリー』のマリサ・アベーラがワインハウスを演じている。そのほか、『フェラーリ』のジャック・オコンネル、『フェアプレー』のエディ・マーサン、『ミセス・ハリス、パリへ行く』のレスリー・マンヴィルらが出演する。また、同作はユニバーサル・ミュージック・グループ、ソニー・ミュージック・パブリッシング、そしてエイミー・ワインハウス・エステートの全面的な協力のもと製作された。
ワインハウスは2006年にリリースした2ndアルバム『バック・トゥ・ブラック』で一躍有名になり、【グラミー賞】で<年間最優秀レコード賞>、<年間最優秀楽曲賞>、<最優秀新人アーティスト賞>、<最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞>、<最優秀女性ポップ・ボーカル・アルバム賞>の5部門を受賞した。米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”にチャートインした「リハブ」と「ユー・ノー・アイム・ノー・グッド」も同アルバムに収録されている。薬物とアルコール依存症と闘ったワインハウスは、2011年にアルコール中毒で27歳の若さで亡くなった。
仏スタジオカナルは、この映画が現地時間2024年4月12日にイギリスとポーランド、4月18日にドイツとオランダ、4月24日にフランス、そして4月25日にニュージーランドで公開されると海外公開のスケジュールを発表した。
また、ワインハウスの手書きの歌詞、写真、個人的な日記を集めた本『エイミー・ワインハウス:イン・ハー・ワーズ』が、存命なら40歳を迎えていた誕生日に合わせて今年8月に発売された。
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