テイラー・スウィフトとトラヴィス・ケルシーは、現在世界で最も注目されているカップルとなっている。2人が手をつないだことや、ディナーを楽しんだことは、連日のように話題になっている。しかし、トラヴィス・ケルシーがフレンドシップ・ブレスレットについて語ったポッドキャスト以外、2人がどのようにして出会ったのか、その正確な経緯はこれまでほぼ謎のままだった。
米ウォール・ストリート・ジャーナルの特集で、カンザスシティ・チーフスのタイトエンドであるケルシーは、7月に米カンザス・シティで行われた【The Eras Tour】で、スウィフトに会えなかった後のことを明かした。その夜、ケルシーはスウィフトに自分の電話番号入りのフレンドシップ・ブレスレットを渡そうとしたが、失敗に終わった。このエピソードは、後に彼が自身のポッドキャスト『New Heights』で語り、話題になった。それからわずか2か月後、スウィフトはアローヘッド・スタジアムで行われたチーフスの試合を初めて観戦し、その後のことは周知の事実となった。
しかし、その間に何が起こったのか。ケルシーによると、スウィフト側の誰かが、彼がスウィフトに夢中なことを公にしていることを本人に知らせたという。彼は「僕が誰なのか知っている人が、彼女に“あの人が来るって知ってた？”と言ったに間違いない。誰かが僕のキューピッドになってくれた」と話した。
その直後、ケルシーはスウィフトからメッセージを受け取ったようだ。「彼女は僕に何が起こっていたのかを教えてくれた。彼女から連絡をもらうことは本当にラッキーだった」と彼は述べた。
オハイオ州出身のケルシーは、誰が彼をスウィフトに紹介したのかは明かさなかったが、スウィフトの家族の誰かが、彼を助けたかもしれないとほのめかした。
ケルシーは「こんなことを言うと、彼女に嫌われるかもしれないが……彼女がアローヘッドでコンサートを行ったとき、大きな更衣室が楽屋として使われていた。そして彼女のいとこたちは僕のロッカーの前で写真を撮っていた」と語った。
その後、2人は話をするようになり、最終的にニューヨークで初めて会うことになった。「僕たちはなんとなく連絡を取り合っていたから、一緒に素敵なディナーを食べながらちゃんとした会話をしたかった。あとは成り行き任せという感じで。周りのみんなが“これを台無しにするな！”と僕に言い続けていて、もちろんそうならないようにした」とケルシーは話した。
ケルシーは、『New Heights』や試合後の記者会見でスウィフトとの関係について一部しか明かしていないが、彼はスウィフトが不快に感じないよう、できる限りプライベートを守るため最善を尽くしてきたようだ。「テイラーを遠ざけるようなことを言わないことが僕にとって一番重要なことだ」とケルシーは述べた。