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2023年10月16日付のBillboard JAPAN週間“Top Singles Sales”で、NMB48『渚サイコー!』が262,542枚を売り上げ、首位を獲得した。(集計期間2023年10月2日~10月8日)。
『渚サイコー!』は、前作『好きだ虫』から1年ぶりのリリースとなった28枚目のシングル。表題曲『渚サイコー!』のセンターポジションはこの曲でグループを卒業する渋谷凪咲が務めた。また、本作は2020年発売の『恋なんかNo thank you!』から5作連続の首位獲得となっている。
ここでは、SoundScanJapanの販売データを使用し、NMB48のシングルの販売動向を調査した。
まず、NMB48の2016年以降発売されたシングル作品の初週販売枚数、および2023年10月8日までの累計販売枚数をグラフ化したものが図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/130739/2)である。
本作『渚サイコー!』は初週販売数においては、2019年2月発売の『床の間正座娘』以降の最高販売枚数となっており、2019年以降の5年間で最もヒットしたシングルとなった。2020年以降は新型コロナウイルスの影響で活動が制限され、シングルセールスも苦戦が続いていたが、本作は2019年発売の作品よりも販売枚数で上回っており、以前の勢いを取り戻したと言えるだろう。
次にNMB48の今作『渚サイコー!』と、前作『好きだ虫』の初週の実店舗での地域別販売比率を調査し、グラフ化したものが図2(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/130739/3)である。また、一般的なシングルの販売比率とも比較するため、2023年に販売された全てのシングルの販売比率も全シングルとしてグラフに追加している。
元々、NMB48本拠地である近畿地方の比率が高いアーティストであり、前作『好きだ虫』は、全シングルと比較すると近畿地方53.0%(以下かっこ内全シングル:15.4%)を筆頭として、中国地方4.1%(3.6%)、四国地方1.3%(1.1%)、北陸地方1.8%(1.4%)が高い販売比率だった。今作は本拠地近畿地方の人気が更に増しており、近畿地方の比率は実に73.8%と、全国の3/4に迫る販売比率となり、地元での支持が今作のセールスを押し上げたと予測される。
過去5年で最高の初週セールスを記録、5作連続の首位獲得と勢いに乗るNMB48の今後の活躍に注視したい。
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