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「ハピアー・ザン・エヴァー」から「エヴリシング・アイ・ウォンテッド」まで、ビリー・アイリッシュは大ヒット・デビュー・アルバム『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』をリリースしてから多くのヒット・シングルを世に送り出してきたが、実は彼女のヒット曲の中で米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”の1位を獲得したのは、2019年の「バッド・ガイ」だけだ。
現地時間2023年10月10日に放送された『ジミー・キンメル・ライブ!』に、兄でコラボレーターのフィニアスと出演したビリーは、この2019年のヒット曲について現時点でどう思っているのか明かした。「まあ、客観的に見ると、“バッド・ガイ”は世界一くだらない歌ですよね」と述べた上で、観客が一斉にショックを受けたリアクションに反応し、「でもすごくいいんですよ!オーマイゴッド、息をのまないで」と語りかけた。そして、「わかってもらいたいんですけど、あれはユーモアを読み取ってほしいんです。私は荒らしている(trolling)んですよ、わかりますよね?あれはおちゃらけた曲で、私が“くだらねー!”って態度だから笑えるんです」と補足した。
「バッド・ガイ」はビリーのデビュー・アルバムからの5thシングルで、Hot 100の首位を1週獲得し、通算49週チャート入りした。ビリーの皮肉な一面を見せつけたトラップ・ポップ・ソングで、キャッチーな“duh”というアドリブのおかげもあってか、この楽曲は【グラミー賞】の<最優秀レコード>と<最優秀楽曲>を受賞した。
インタビュー中にビリーも軽く自虐したこの“duh”について、キンメルが自身の子供たちがこの部分をいかに好きかということを二人に伝えつつ、自分自身を出し抜くという現象について話すと、ビリーは、「フィニアスと私は二人とも、アーティストが自分の音楽を嫌悪することに本当に同意できないんです」と述べ、「私たちは自分の作るものの大ファンですし、私は自分の音楽を愛しています。それは間違いなく変化して変容しますし、自分と共に何かしらになっていくわけですが、恥ずかしく思ったりもするんです。でも評価はしていますよ」と語った。
「バッド・ガイ」以降、ビリーは多くの楽曲をリリースし、高い評価と商業的成功を収めてきた。2021年に彼女は2ndアルバム『ハピアー・ザン・エヴァー』をリリースし、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位を獲得、「ゼアフォー・アイ・アム」(2位)、「マイ・フューチャー」(6位)、「ユア・パワー」(10位)の3曲がHot 100でTOP10入りを果たした。この夏、彼女は映画『バービー』のために「ワット・ワズ・アイ・メイド・フォー?」というオリジナル曲をリリースし、この切ないバラードはHot 100で14位を記録した。
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