テイラー・スウィフトが、先週末にアローヘッド・スタジアムで開催されたカンザスシティ・チーフス対シカゴ・ベアーズの試合を、ロマンスが噂されているチーフスのタイトエンドであるトラヴィス・ケルシーのスイートで観戦したことが大きな話題となったが、意外な形でその影響がまだ続いている。
ゲーム当日に彼女が注文したチキン・テンダーに添えられた調味料が、“ketchup and seemingly ranch（ケチャップと見たところランチ・ドレッシング)”だったことがネットで大バズりし、アローヘッド・スタジアムのサプライヤーであるハインツが、この調味料の組み合わせを商品名を変えて限定ボトルとして発売すると発表した。
ハインツは、現地時間2023年9月26日にインスタグラムに限定商品の写真を投稿し、「ハインツの新しい時代です（new Era）。“Ketchup and Seemingly Ranch”を発表します。限定ボトルが近日発売。#SeeminglyRanch #ItHasToBeHeinz」とキャプションを付けた。
ケチャップとランチ・ドレッシングの混合フレーバーは、すでに「Kranch（クランチ）」としてハインツから販売されているが、テイラーにちなんだ限定商品としてリブランドされる限定商品は、彼女とトラヴィスの芽生えつつある関係（Traylor）に直接インスパイアされていると広報担当者が英インデペンデントに声明で明らかにした。広報担当者は、「ハインツ（アローヘッド・スタジアムのケチャップとランチ（・ドレッシング）のサプライヤー）は、#Traylorに敬意を表して、アイコニックなクランチ・ソースの”テイラーズ・バージョン”を作り、100本の限定版”Ketchup and Seemingly Ranch”ソースを発売します」とコメントしている。100本発売されるのは、ケルシーの背番号87とテイラーのラッキー・ナンバー13の合計だからだ。
テイラーのファンは、お気に入りのポップ・スターの好みの調味料をハインツがサポートすることを好意的に受け止めているようだ。同社のインスタグラム投稿のコメント欄には、「テイラー・スウィフトがケチャップと見たところランチを食べているのを見たので、私もケチャップと見たところランチを食べた」や「これはテイラーの世界で、私たちはその中で生きているだけだ」などの意見が並んだ。
“Ketchup and Seemingly Ranch”ソースは、テイラーの物販同様にすぐ売り切れそうだが、このフレーバーは通常商品の“Kranch”として今後も購入可能だ。