ジョン・スコフィールド、敬愛するグレイトフル・デッドのカバー公開

2023年8月22日 / 11:30

 名ギタリスト、ジョン・スコフィールドが、新トリオによる2枚組のニュー・アルバムを2023年10月13日にリリースことを発表し、アルバム・タイトルとなっているグレイトフル・デッドのカバー「アンクル・ジョンズ・バンド」の先行配信がスタートした。

 「アンクル・ジョンズ・バンド」はアメリカを代表するロック・バンド、グレイトフル・デッドが、1970年にリリースした4枚目のオリジナル・アルバム『ワーキングマンズ・デッド』に収録されていたヒット曲だ。

 スコフィールドは今回のカバーに関して、「ジェリー・ガルシアとロバート・ハンターのペンによるグレイトフル・デッドの曲の中でも私のお気に入り。これを私はフィル・レッシュから教わった。ここでも即興は自由だ。このようなやり方でヴィセンテと演奏するのが私は大好きだ。彼は何をすべきかわかっている。ビルもだ。この3人でなら、どこにだって行ける気がする」とコメントしている。

 2枚組の『ワーキングマンズ・デッド』では、グレイトフル・デッドのほかにもボブ・ディラン作、バーズによる1965年の全米No.1ヒット曲「ミスター・タンブリン・マン」や、ニール・ヤングによる1972年の名盤『ハーヴェスト・ムーン』収録の人気曲「オールド・マン」からミュージカル映画『ウエスト・サイド物語』の劇中歌、レナード・バーンスタインの「サムホエア」やマイルス・デイヴィスの名曲「バドゥ」まで、幅広いレパートリーに挑戦している。また、「星へのきざはし」や「レイズ・アイディア」などのジャズ・スタンダードや、スウィング、ファンク、フォークなど様々なテイストを取り入れた7曲のスコフィールドのオリジナルが肩を並べている。

 昨年、長いキャリアにおける初のソロ・アルバム『ジョン・スコフィールド』をリリースしたスコフィールドだが、本作はECM初のリーダー作品『スワロウ・テイルズ』以来3年ぶりとなるトリオ作品で、学生時代からの旧友スティーヴ・スワロウに変わり、ヴィセンテ・アーチャーがベースを、ドラムは変わらずビル・スチュワートが担当する新バンドによる第1作目となっている。

◎リリース情報
アルバム『アンクル・ジョンズ・バンド』
2023/10/13 RELEASE
UCCE-1201/2 3,960円(tax incl.)

Photo: Nick Suttle


音楽ニュースMUSIC NEWS

ビリー・アイリッシュ、来日公演が2025年8月16日&17日に決定 360度ステージ・フルセットで実施

洋楽2025年5月20日

 ビリー・アイリッシュによる3年ぶりの来日公演が、2025年8月16日と17日にさいたまスーパーアリーナで決定した。  25か国で1位を獲得した最新アルバム『ヒット・ミー・ハード・アンド・ソフト』を引っさげた公演で、360度ステージ・フルセ … 続きを読む

MA55IVE THE RAMPAGE、ニューアルバム発売&全国ツアーが決定

J-POP2025年5月19日

 MA55IVE THE RAMPAGEが、2025年夏秋頃にニューアルバムをリリースする。  ゲストアーティストを迎えるプロジェクト「MA55IVE UNION Project」の第1弾として、4月30日にCrystal Kayをフィーチ … 続きを読む

SWEET STEADY、デビュー1周年記念ツアーより「ぐっじょぶ!」ライブ映像を公開

J-POP2025年5月19日

 SWEET STEADYが、新曲「ぐっじょぶ!」のライブ映像を公開した。  新曲「ぐっじょぶ!」は、デビュー1周年ツアー【SWEET STEADY 1st ANNIVERSARY TOUR 2025「SWEET BLOOM」】で初披露され … 続きを読む

星野源を『BRUTUS』が特集、インタビュー/スタジオ探訪/全国ツアールポなど掲載

J-POP2025年5月19日

 星野源が、2025年6月16日に発売されるカルチャー誌『BRUTUS(ブルータス)』で特集される。  今回『BRUTUS』では、星野源の歩みを「過去」「現在」「未来」の3つのタイムラインで紐解く。撮り下ろし写真とともに贈るロングインタビュ … 続きを読む

aoen、デビューシングル『青い太陽 (The Blue Sun)』トラックリストを公開

J-POP2025年5月19日

 aoenが、2025年6月11日にリリースとなるデビューシングル『青い太陽 (The Blue Sun)』のトラックリストを公開した。  公開されたトラックリストは、ダークトーンをベースに様々なグラフィック文字で楽曲のタイトルが描かれ、上 … 続きを読む

Willfriends

page top