『SUMMER SONIC 2023』ブチ上がり予想・洋楽TOP5

2023年8月21日 / 18:00

『SUMMER SONIC 2023』ブチ上がり予想・洋楽TOP5 (okmusic UP's)

チケットは東京・大阪公演ともにソールドアウトし、開催前から大きな話題を呼んでいた『SUMMER SONIC 2023』(通称・サマソニ)。8月19日&20日に開催されましたが、いかがでしたか? この原稿を書いているのは開催直前の17日。そのため、今回は“きっと盛り上がったであろう楽曲”を妄想・予想して勝手にセレクト! サマソニに参加された方、ライヴストリーミングで楽しんだ方はぜひとも答え合わせをお願いします。
「Luminous」(’91)/blur

20年振りに『サマソニ』に出演するblur。しかし、前回はグレアム・コクソンが脱退していたので、オリジナルメンバー4人での完全体では初となる2023年の再結成のショー。そんな記念すべきステージで盛り上がったのではないかとピックアップするのは「Luminous」。1stアルバム『Leisure』からシングルカットされた「Bang」のBサイド、4月に限定でアナログ化された『The Special Collectors Edition』にも収録されたこの曲は、6月1日にスペインで開催された『プリマヴェーラ・サウンド』でヘッドライナーを務めた際、24年振りに披露されて大きな話題に。日本でもお願いという期待を込めて。
「Alright」(’15)/Kendrick Lamar

2. 「Alright」(’15)/Kendrick Lamar

「この夏は、彼を観るべし」と大絶賛する声が世界中、全方位で吹き荒れているケンドリック・ラマー。これまで日本では『フジロック』にしか出演したことがなかった彼が、いよいよ『サマソニ』に初降臨! おそらく、いや、確実に5年前の来日時から幾重にも進化し、磨かれ、鍛え抜かれたライムで強力なメッセージを多くの人々の心に残していったことでしょう。彼の曲をピックするのに「N95」にするか最後まで悩みました。やはり最新作『Mr. Morale & The Big Steppers』の楽曲で彼の今を聴きたいし感じたい。しかし、今の自分には「Alright」も欲しい。そんな心境です。
「Love From The Other Side」(’23)/FALL OUT BOY

2018年以来となる『サマソニ』出演を果たした、FALL OUT BOY。前回はマウンテンステージのヘッドライナーとして大いに盛り上げた彼らが、マリンステージへ登場。コンスタントに新作を届け、ライヴの評価も高い彼らのデビュー20周年ライヴはきっと盛り上がったことでしょう! そんな彼らが5年振りに古巣フュエルド・バイ・ラーメンからリリースした最新アルバムからのリードシングルであるこの曲は、今春、オルタナティブ・エアプレイ・ランキングで1位を獲得。デビュー5年目にリリースした「Sugar, We’re Goin Down」以来、実に17年9カ月振りに1位を獲得した最長待機記録を更新して話題になりました。
「Roll It Over」(’23)/ LIAM GALLAGHER

Oasis、Beady Eyeを経て、ソロとして活動するリアム・ギャラガー。「Roll It Over」はOasisの4thアルバムに収録された楽曲で、ライヴで演奏されたのは2022年のリアムのソロ公演が初。リリースされたばかりのライヴアルバム『ネブワース22』のリードシングルにもなっているので『サマソニ』でも披露されると予想しました。1996年にイギリスのネブワースパークで開催され、25万人を集めたOasisの伝説的なライヴと同じ場所でソロライヴを開催し、その音源が今回のアルバムとなったわけですが、当時を知るひとりとして思うのは、兄弟ふたりがステージ上に揃ったライヴをもう一度観たい、ただそれだけです。
「OMG」(’23)/NewJeans

他の4アーティストと同等に期待しているのが、韓国発のガールズグループNewJeans。彼女たちのことが気になっている最大の理由は、海外音楽メディアが近頃こぞって彼女たちのライヴを大絶賛していることにあります。8月3日に開催されたアメリカの大規模音楽フェスティバル『ロラパルーザシカゴ』にK-POPガールズグループとして初めて出演したNewJeansは、デビュー1年目のグループにもかかわらず、曲に合わせて合唱し、一緒にダンスを踊る観客で大いに盛り上がったとか! この公演をきっかけにグローバル展開を目指すという彼女たち。今観ておくべきアーティストの1組と称されるNewJeansが『ロラパルーザ』でも披露した「OMG」はパフォーマンスされたのでしょうか。
TEXT:早乙女‘dorami’ゆうこ

早乙女‘dorami’ゆうこ プロフィール:栃木県佐野市出身。音楽を軸にコンサート制作通訳、音楽プロモーション、海外情報リサーチ、アニメや人形劇の英語監修及び翻訳、音楽情報ウェブサイトにて執筆。


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