サム・スミス、公演中止を余儀なくされた声の不調について“とてもポジティブなニュース”を共有

　サム・スミスが、先月英マンチェスターでのライブを急遽中止した原因となった声の不調について最新情報をファンに伝えた。

　サムは、「今、医者から戻ってきたところで、実はとてもポジティブなニュースがあります。声帯は回復してきていて、声を1週間休養した結果、いい状況に向かっています」とインスタグラム動画で語っている。「残りの公演も無事行えそうですし、本当に素晴らしいニュースです」とサムは続けている。

　サムは、現地時間2023年5月24日に英マンチェスターのAOアリーナで行ったライブをわずか4曲で終了していた。当時ファンのSailorsに「正直どう説明したらいいのかわからないです。数週間前にウイルスから回復し、それ以降ヨーロッパ中をツアーし、素晴らしいショーを行ってきました」と、最新アルバム『グロリア』を引っ提げたツアーで自身を悩ませてきた問題について話していた。

　サムは最新の投稿で、中止となったマンチェスター、バーミンガム、グラスゴー公演のチケットを購入していたファンに謝罪し、今回の問題は「完全に自分の手に負えないものだった。出来るだけ早く皆さんの元に戻れるように、全力を尽くします。この先も最新情報を随時共有していきますが、改めてありがとうございます」と話した。現時点で振替公演は発表されていない。

　ツアーは、現地時間7月5日にスイスの【モントルー・ジャズ・フェスティバル】で再開し、その後7月26日の米マイアミのアメリカン・エアラインズ・アリーナ公演から北米ツアーがキックオフする予定だ。