＜イベントレポート＞DXTEEN、プレデビュー記念イベント開催　デビュー曲含む2曲を初お披露目

　5月10日にデビューを控える6人組グループ・DXTEEN（読み：ディエックスティーン）が、プレデビューを記念したイベント【Predebut SP Event ｢Hello! DXTEEN｣】を、3月8日東京・EX THEATRE ROPPONGIにて開催した。

　DXTEENは、グローバルボーイズグループJO1とINIが所属する株式会社LAPONEエンタテインメントの新グループ。一年以上に及ぶ韓国でのトレーニングを経て、5月10日にデビューシングル『Brand New Day』をリリースする。リリースに先駆け開催された今回のイベントでは、集まったファンクラブ会員に向けて表題曲「Brand New Day」を含む2曲を初パフォーマンス。またプロフィール紹介やゲームコーナーを通じて、初めてのファンとの交流を楽しんだ。

　司会の古家正亨に招かれ、学校のチャイムとともにスクールユニフォーム姿のメンバー6人が登場すると、会場は歓声とざわめきでいっぱいに。「Follow Your Dream！ DXTEENです！」とメンバー全員でお決まりの挨拶をしてから、メンバー一人一人の挨拶へ。グループ最年少・17歳の田中笑太郎が「“癖が強い” 田中笑太郎です！ 今日は盛り上がる準備できてますか！」と客席に問いかけると、ファンは大きな声援で応えた。リーダーの谷口太一は、「今日はたくさんの幸せを持って帰ってください！」と意気込みを見せた。

　司会からDXTEENの名前を初めて聞いた時の印象を尋ねられた福田歩汰は、「かわいらしくもあり、かっこよさもあり、まさに僕たちにぴったりなグループ名だと思いました。ここからグループとして始まるんだなと実感しました」と感慨深げに語った。またデビュー日が決まった時の心境を聞かれた大久保波留は、「たくさんつらいこともあったんですけど、あきらめずに頑張ってきて。発表されたときは『やっと夢叶った～！』って、めちゃくちゃ嬉しかったです」と笑顔を見せた。

　プロフィール紹介のコーナーでは、LEDビジョンにメンバーの詳細なプロフィールが映し出しながら、各メンバーを深堀っていく。トップバッターの寺尾香信は、チャームポイントの「笑ったときの目」にちなみ、カメラに向かってキラキラスマイルを披露。客席からは黄色い歓声が上がった。MBTI診断ではENFJで、メンバーの中で一番相性がいいのは歩汰。香信の印象を聞かれた歩汰は、「何に対しても全力。見てて尊敬しちゃう。ご飯の後も最初に練習に戻ってる」とリスペクトをにじませた。

　そんな歩汰は、友達からどんな性格と言われる？という質問項目に対し、「謎」と回答。「その場の雰囲気とか気分によってテンション変えちゃう。不思議ちゃんだねって言われます」と照れ笑い。MBTI診断ではISFJで、一番相性がいいのは笑太郎。それを聞いた笑太郎は「嬉しいです」とさらりと反応し、他のメンバーに「本当に思ってる!?（笑）」と総ツッコミされ会場の笑いを誘った。また歩汰の魅力を聞かれた波留は、「日に日に頼りがいが増してる。（みんなが）緊張しているときも意外とどしっとしている。でも今日は緊張してる（笑）」と暴露し、場を和ませた。

　波留は、得意なことは「おいしそうに食べること」ということで“エア”ラーメン食レポに挑戦。ほおを抑えながら「おいしい～！」とリアクションすると、客席からは「かわいい～！」の声が。波留の魅力を聞かれた平本健は、「大事なときに限って水こぼしちゃったり、そういうところがかわいいです」と、天然エピソードを披露。MBTI診断はENFPで、一番相性がいい太一が「嬉しいですね。波留はかわいくて大好きです」とコメントすると、他のメンバーから『フー！』と歓声が上がった。

　健は、どの時代にタイムスリップしたい？という質問項目に「自分が産まれた2004年」と回答。ロマンチックな回答に司会から「いい歌詞書けるんじゃない？」と指摘されると、「最近は他のアーティストさんのラップの歌詞とか聞いてますね」と、意欲を語った。健の印象を聞かれた太一は、「見た目はかっこいい系だけど、プライベートは甘えたがり」と暴露。それに対し健は「しゃべる人がいないと心細い……」とその片鱗を垣間見せた。またMBTI診断ではESFPで、メンバーでは波留、笑太郎、歩汰の3人が相性スコアで同点だったという。

　太一は、チャームポイントが「キリッとした目」ということで、カメラに向かってウインクを披露。友達から言われる性格は「ポンコツ」で、健からは「ふりかけをかけるときも『健、どのくらいかけたらいい？』って聞いてくる」と天然エピソードが語られた。太一の印象を聞かれた笑太郎は、「普段はポンコツなところもあるんですけど、やさしいリーダー。かっこよくてかわいくて素敵なリーダーです」とべた褒め。MBTI診断ではINFJで、一番相性がいいのが波留と発表されると、二人はハイタッチを交わした。

　笑太郎は、DXTEENでやりたいことの質問項目に「スポーツ大会」と回答。客席のファンからも「見たい！」という声が次々と上がった。笑太郎の魅力について香信は、「DXTEENの笑いは笑太郎から始まることが多いです。面白い動きとか変顔とか。レパートリーが多い」と、ギャグセンスの高さを評価。それに対し笑太郎が困り顔風の変顔を披露するも、他メンバーから「（いつもは）こんなのじゃない！（笑）」とクレームが飛び交った。

　イベントの後半では、一致団結ゲームを実施。メンバーが一列になって手を繋ぎ、司会の出すさまざまな指令に対し言われた通りまたは反対の動きをするというゲーム。序盤の簡単な指令では余裕を見せていたメンバーたちだったが、指令の内容が難しくなるにつれ、だんだんと動きがぐちゃぐちゃに。最後は一致団結して人文字でハートを作り、ファンへの愛を表現した。

　そしてラストには、5月10日にリリースされるデビュー曲「Brand New Day」をファンの前で初パフォーマンス。「がんばれー！」という声援が飛び交うなか、イントロがスタート。かっこよさとかわいさが詰まった振り付けと、躍動感溢れるパフォーマンスに会場のテンションは自然と上がっていく。

　楽曲披露後は、リズムゲーム「SUPERSTAR LAPONE」で同曲がプレイできるようになること、東京と大阪で「SHOW CASE」が開催されること、終演後に「Brand New Day」のミュージック・ビデオが公開されること、ファンネームの募集がスタートすることの4点が解禁された。

　そしてイベント終盤。笑太郎はイベントを振り返りながら「全力でパフォーマンスできたし、みなさんにも楽しんでもらえたんじゃないかなと思います。改めてこの6人でよかったなと思います」と挨拶。健は「僕たちがこうやってステージに立てることはファンのみなさんのおかげだと思います。持ってくれてありがとうございます！」、波留は「一生忘れられない日になりました。みなさんが待っていてくれたから僕は頑張ってこられました。みなさんがいないと僕は輝けないので、これからも僕を輝かせてください！」、太一は「僕にとっての夢が叶いました。これからもっとたくさんDXTEENを見せていくので、よろしくお願いします！」、香信は「僕は練習のときみんなのことを思って泣いちゃうくらいみんなのことが大好きです。これからも応援よろしくお願いします！」、歩汰は「今こうして立てていることが夢みたいですし、感謝しかないです。一緒にいろんな思い出作って、いろんな景色を見にいきたいので、これからもよろしくお願いします！」と、それぞれファンに思いを伝えた。

　そしてアンコールでは、サプライズで「Brand New Day」のミュージック・ビデオをどこよりも早く解禁。カットが切り替わるたびに歓声が上がり、メンバーもファンも大いに盛り上がった。さらに、デビューシングルからカップリング曲「Come Over」 を初披露。＜おいでよ＞と手招く振り付けが印象的なミドルテンポのダンスチューンで、グループの新たな魅力を提示した。

　最後はグループを代表して太一が「これからも頑張っていくので、応援お願いします！」と挨拶。6人とも名残惜しそうに客席に手を振りながら、ステージを後にした。

Photo：(C)LAPONE Entertainment

◎イベント情報
【Predebut SP Event ｢Hello! DXTEEN｣】
2023年3月8日（水）
東京・EX THEATRE ROPPONGI