【ビルボード】Official髭男dism「Subtitle」がストリーミング8連覇　宇多田ヒカル「First Love」6位で記録更新

　2022年12月14日公開（集計期間：2022年12月5日～2022年12月11日）のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”で、Official髭男dism「Subtitle」が首位を獲得、8連覇を達成した。

　「Subtitle」は、10月6日に放送開始したドラマ『silent』の主題歌で、10月12日に配信がスタート。10月19日公開で2位に初登場し、翌週には首位を獲得した。チャートイン9週目を迎えた当週の再生回数は前週比100％の18,087,047回を記録。ドラマもいよいよ終盤を迎えており、クライマックスの盛り上がりが楽曲人気にどう反映されるか、今後のチャート・アクションにも要注目だ。

　続く2位は米津玄師「KICK BACK」、3位はなとり「Overdose」で、当週は上位5曲が前週と同じ並びとなった。そんななか、前週18位から当週6位に上昇したのは、宇多田ヒカル「First Love」だ。この「First Love」と「初恋」からインスパイアされたNetflixシリーズのオリジナル・ドラマ『First Love 初恋』が11月24日に配信開始し、その話題性に影響されて前週251週ぶりのチャートインを果たした本曲は、当週は12月9日にドルビーアトモス版の「First Love(2022 Mix)」「初恋」が配信、さらに7インチアナログ盤『First Love／初恋』も発売されるなど、アーティスト・サイドも積極的にドラマと連動した動きを見せている。再生回数は前週比166％の6,801,720回で、チャートインは12週目となった。なお、これまで同曲の当チャートにおける最高位は、2017年12月20日にマークした7位だったため、その自己最高記録を更新している。

　当週13位で初登場したのは、8LOOMが12月7日にリリースした5thシングル「Forever or Never」。8LOOMは、現在放送中のドラマ『君の花になる』の劇中に登場するボーイズ・グループで、期間限定で実際のアーティスト活動も展開している。また、優里が11月27日にリリースした最新曲「クリスマスイブ」は、前週29位から当週15位に上昇。優里初のクリスマス・ソングということで、とりわけホリデー・シーズン中は根強い人気を維持していくのではないだろうか。

◎【Streaming Songs】トップ10
1位「Subtitle」Official髭男dism（18,087,047回再生）
2位「KICK BACK」米津玄師（11,537,091回再生）
3位「Overdose」なとり（7,716,376回再生）
4位「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」Ado（7,165,787回再生）
5位「W/X/Y」Tani Yuuki（6,935,235回再生）
6位「First Love」宇多田ヒカル（6,801,720回再生）
7位「ミックスナッツ」Official髭男dism（6,286,112回再生）
8位「祝福」YOASOBI（5,511,141回再生）
9位「ダンスホール」Mrs.GREEN APPLE（5,004,489回再生）
10位「シンデレラボーイ」Saucy Dog（4,890,323回再生）

※（）内はストリーミング再生回数。
※総合ソング・チャート“HOT 100”のストリーミング指標と動画再生指標およびストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”では、一部サービスにおけるデータを無料ストリーミングと有料ストリーミングで分けて集計し、それぞれ異なる係数を乗じているため、再生回数の合算によるランキングとは異なる場合があります。