柏木ひなた(エビ中)、全国6か所開催の生誕ソロツアーを完走「いつまでもステージに立っていたいな、と思いました。」

2022年3月29日 / 16:35

 私立恵比寿中学の柏木ひなたが2022年3月29日に23歳を迎えることを祝し開催されたツアー【生誕ソロライブ2022「-Interlude-」】のファイナルとなったKT Zepp Yokohama公演第2部のライブレポートが到着した。

 エビ中では恒例のメンバープロデュースによる生誕ソロライブだが、2022年はソロとしては過去最大規模の東京・仙台・大阪・福岡・名古屋・横浜の全国6か所でのツアースタイルでの展開となった。今回も橋本しん(Sin)率いるバンドをバックに、2021年に引き続き柏木が敬愛してやまない太陽とシスコムーンから小湊美和もコーラスで参加している。

 ライブはいきなりカジュアル衣装のトークVTRでゆるくスタート。今回のライブ本編はノンストップで披露していくため、MCはこのVTRで見せていくというスタイルを発表。

 続いてブルーの衣装で登場し、「あたしきっと無限ルーパー」でパワフルにライブがスタート。得意の激しいダンスパフォーマンスを見せて、2021年の生誕祭で初披露されたオリジナル曲「Take your Original」を雰囲気たっぷりに歌う。続く“Dance Inter”では得意のダンスをビシっと決めて、「PLAYBACK」「ちがうの」ではコーラスの小湊美和とのコンビネーションも絶妙なパフォーマンスを見せた。

 続いては彼女の敬愛する安室奈美恵のカバーヘ。歌に専念する全身全霊で表現する力強いスタイルでオーディエンスを大いに沸かせた。the brilliant greenのカバーを終えると、一旦ステージから全員がはけて、再びVTRで「hinatanator」なるゆるいクイズコーナーで和ませ、ライブは後半へ。

 ここからは赤の衣装に着替え、激しいダンスパフォーマンスでスタートしたのは、2014年のライブ【俺の藤井2014】で初登場した3人組ユニットてんかすトリオの曲「Puzzle」。伝説ともいえるユニットのソロでの披露に会場は大いに盛り上がった。「曇天」「I’ll be here」とエビ中曲をはさんで、緑黄色社会や秋山黄色のカバーを披露。彼女の感性あふれるすばらしい選曲でライブ本編を締めくくった。

 アンコールは、ここで初めてのMC。改めてファミリーへの感謝の言葉に続いて「いい汗かいてます??」という呼びかけから「紅の詩」へ。「愛のレンタル」でも激しいパフォーマンスを見せ、SUPER BEAVERのカバーではまさにファン、バンドメンバー、スタッフに、「ありがとう」のメッセージを心から伝えていた。

 そして最後は「Family Complex」でライブを締めくくった。ラストパートでは歌詞をメンバーそれぞれのために書下ろした愛情あふれる演出もみられた。

 最後のMCでは、2部の銀箔の紙吹雪がオレンジ色になったことに気づいて驚きながら、あらためてファミリーへの感謝のメッセージを述べた。「いつまでもステージに立っていたいな、と思いました。」という言葉は非常に印象的であった。

◎公演情報
【生誕ソロライブ2022「-Interlude-」】
2022年3月28日
神奈川・KT Zepp Yokohama ※2部制

<セットリスト(2部)>
M.1 あたしきっと無限ルーパー
M.2 Take your Original
M.3 PLAYBACK
M.4 ちがうの
M.5 I HAVE NEVER SEEN / 安室奈美恵
M.6 There will be love there -愛のある場所- / the brilliant green
M.7 Puzzle / てんかすトリオ
M.8 曇天
M.9 I’ll be here
M.10 ずっとずっとずっと / 緑黄色社会
M.11 星の数え方
M.12 Anytime, Anywhere
M.13 夢の礫 / 秋山黄色
En.1 紅の詩
En.2 愛のレンタル
En.3 ありがとう / SUPER BEAVER
En.4 Family Complex

<バンドメンバー>
Keyboards/Bandmaster 橋本しん(Sin)
Drums 裕木レオン
Bass 小林修己
Guitar 門馬由哉
Chorus 小湊美和


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