現地時間2022年3月16日、リル・ナズ・Xが約3か月ぶりにTwitterとインスタグラムを更新し、近況をシェアした。
リル・ナズ・Xは「（SNSから）長らく離れていたことに、なぜ人々はこれほどにも驚いているのですか？みなさん、産休という言葉を聞いたことがないのですか？」とまずツイート。これはデビュー・アルバム『モンテロ』を自身の赤ちゃんにたとえて、リリースに向けて妊娠をしていたというジョークに触れたもので、昨年9月17日に“誕生”した今作は現在6か月になっている。
SNSを休止する直前、リル・ナズ・Xは新型コロナウイルス陽性になったことを明らかにしていた。当時、彼はウイルスの“オマリオンとアリシア・キーズ株”に感染したとジョークを飛ばしていたが、ファンの間では心配の声が広がっていた。ユーモラスな語り口で、これまで様々な話題を振りまいてきたリル・ナズ・Xだが、彼自身も自分のネット上での存在が恋しかったようで、「インターネット上に帰ってこられて嬉しい。僕も自分のことが本当に恋しかった」と綴っている。
さらにリル・ナズ・Xは、ソーシー・サンタナ、そしてNBAヤングボーイをフィーチャーした2曲の新曲のリリースを控えていることを報告した。両曲のスクリーンショットをシェアした彼は、「みんなはどっちが先に聞きたい？」とファンに尋ねている。この画像によると、ソーシー・サンタナとのコラボは「Down Souf Hoes」、NBAヤングボーイとの楽曲「Late to the Party」と題されているようだ。続けて、ソーシー・サンタナとハングアウトする写真を共有すると、コラボの目的は「夏をめちゃくちゃにする」ことだと付け加えた。
なおリル・ナズ・Xは、現地時間4月3日に開催される【第64回グラミー賞】にジャック・ハーロウとともに出演することが発表されたばかりで、二人は全米1位に輝いたコラボ曲「インダストリー・ベイビー」を披露することが予想されている。彼は主要4部門のうち3部門（＜年間最優秀レコード＞、＜年間最優秀楽曲＞、＜年間最優秀アルバム＞）を含む、計5部門にノミネートされている。「モンテロ（コール・ミー・バイ・ユア・ネーム）」は、＜年間最優秀レコード＞と＜年間最優秀楽曲＞、さらには＜最優秀ミュージック・ビデオ＞、ハーロウとの「インダストリー・ベイビー」は＜最優秀メロディック・ラップ・パフォーマンス＞の候補にあがっている。