メーガン・ザ・スタリオン、A24初のミュージカル・コメディ映画に出演決定

　ミュージカル界のベテラン、ネイサン・レインとヒップホップ界のスーパースター、メーガン・ザ・スタリオンが、ボウエン・ヤンとメーガン・ムラーリーと共にA24初のミュージカル映画に出演する。

　現在製作中のR指定ミュージカル・コメディ『F*cking Identical Twins』は、『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』の監督で、『となりのサインフェルド』の卒業生であるラリー・チャールズが指揮をとる。『グレイテスト・ショーマン』を手がけたChernin Entertainmentが製作し、A24と共同出資を行い、A24が全世界での配給を担当する。

　本作は、コメディアンで『The Opposition with Jordan Klepper』の元キャストであるアーロン・ジャクソンとジョシュ・シャープが主演と脚本を務める。このプロジェクトは2014年にUpright Citizens Brigadeで初演された2人芝居をベースにしており、ジャクソン、シャープ、カール・セイント・ルーシーによるオリジナル曲を使い、『ファミリー・ゲーム/双子の天使』（1998年）を“破壊的”に解釈していると説明されている。

　『F*cking Identical Twins』は、仕事で敵対関係にあった2人が、自分たちが一卵性双生児の兄弟であることに気づき、離婚した両親を再会させて家族に戻るために入れ替わりを決意する、というストーリーだ。音楽のエグゼクティブ・プロデューサーには、『ラ・ラ・ランド』、『ムーラン・ルージュ』、『コーダ あいのうた』などを手がけたマリウス・デ・ヴリーズが起用されており、フィオラ・カトラーが本作の音楽監督を務め、デ・ヴリーズと共に作品の音楽を統括する。