現地時間2021年10月25日、メーガン・ザ・スタリオンが、地元である米ヒューストンのテキサス・サザン大学（TSU）卒業へ向けて制作した、特別な卒業式の帽子の写真をTwitterでファンと共有した。
「2021年にやっと大学を卒業する。今日は卒業写真を撮影するんだ」とキャプションされた投稿には、シルバーのラインストーンが敷き詰められ、“Real Hot Girl Shit”と書かれた、ゴージャスな卒業式の帽子の詳細やメーガンが帽子を手にして、嬉しそうにポーズする姿が映っている。
投稿のコメント欄には、ホッティーズ（メーガンのファンの総称）から祝福メッセージが多数寄せられており、中には彼女が在学中に知り合った人々からのコメントも見られた。あるTwitterユーザーは、「メグだと知る前、ベル・ビルディングで彼女の単位をTSUへ移行するのを毎学期手伝ったよ！」と投稿し、「彼女はまるで魔法の言葉のように“友達”と言いながら入ってくるんだけど、本当にそうだった。とてもポジティブでフレンドリーだったから、手伝ってあげなきゃって思った。すごく誇りに思うよ！やったね@theestallion」と続けた。これに気づいたメーガンは、投稿を自身のアカウントでリツイートしている。
また、別のユーザーは、講義後の教室でメーガンと撮影した動画を公開し、「おめでとう@theestallion。常に教室の一番前に座って学ぶ準備をしている、世界一スウィートで、地に足のついた人。特にローソン博士の授業でね……TSUの健康管理学部から新たな卒業生、嬉しいね」と祝福の言葉を送った。
現在26歳のメーガンは、今年7月に健康管理の学位を取得するのは、彼女にとって長い道のりだったと綴っていた。「私の大学での経験はまるでローラーコースターのよう！」とツイートした彼女は「プレイリー・ビューA&M大学に入学し、その後いくつかのコミュニティ・カレッジに編入して最終的にはTSUに辿り着いた。めげないで！自分の夢と教育を同時に追うことは可能だよ」とファンに伝えていた。
在学中にラッパーとしての才能を評価され、スターダムへのし上がったメーガンだが、がんとの闘いの末、2019年3月に亡くなった母親ホリー・トーマスのために学業を諦めたくなかったそうだ。米ピープル誌に対して、彼女は「母に誇りに思って欲しいので、学位を取得したいんです」と述べ、「亡くなる前に、私が学校に通っているのを見ていたから」と続けた。同時に、祖母の教育への情熱にもインスパイアされたと語っている。「まだ存命している祖母は先生だったので、私が卒業することにこだわっているんです」とメーガンは話し、「自分のためにやっていますが、今の私を作った家族の女性メンバーのためでもあるんです」と明かしていた。