伊原六花「七五三掛さんが一緒で心強い」七五三掛龍也「伊原さんはオールマイティーな方」痛快リベンジ・エンターテインメントで共演「小麦とバターと復讐と」【インタビュー】

2026年10月7日 / 15:57

 10月7日(水)よる11時からカンテレ・フジテレビ系全国ネット「水ドラ★イレブン」枠で、新ドラマ「小麦とバターと復讐と」がスタートする。

 夫と助手に裏切られ、命を落としたパン職人の野崎ミチルが、2年前にタイムリープし、過去をやり直しながら、奪われた人生と本当の幸せを取り戻していく痛快リベンジ・エンターテインメントだ。

 原作は、カンテレがSTUDIO MIXERと共同製作し、2024年からLINEマンガなどで配信された話題の同名タテヨミ漫画。放送を前に、主人公・野崎ミチルを演じる伊原六花と、物語のキーパーソンとなる料理教室の先生・伊能優吾役を演じる七五三掛龍也(Travis Japan)が、作品に懸ける想いを語ってくれた。

(C)カンテレ

-ユニークなタイトルの作品ですが、本作のオファーを受けた時のお気持ちからお聞かせください。

伊原 以前も復讐を題材にした作品に出演したことがあり、今回も題名に「復讐」とあるので、「復讐」にご縁があるのかなと思っていました。でも、原作を読んでみたら、入り口は復讐でも、タイムリープの要素があり、主人公のミチルが二度目の人生をいかに幸せに生きるか奮闘する様が描かれていたので、今までと違った作品になりそうだと感じました。原作も非常に面白く、あっという間に読み終わってしまったので、ドラマの方もその面白さを伝えられるように頑張りたいです。

七五三掛 僕も原作を読ませていただきましたが、展開が早く、「次はどうなるんだろう?」「誰を信じればいいんだろう?」と気になってしまい、最後まで楽しめました。しかも、料理やパン作りの要素が加わっている分、復讐劇に温かさがうまくミックスされ、さらに面白くて。だから、僕もその面白さを皆さんに伝えられるように頑張らないと、という気持ちになりました。

-伊原さんはパン職人役で、七五三掛さんは料理講師役ですが、演じるためにどんな準備をしていますか。

伊原 パン屋さんは、女性なら誰でも一度はなりたいと思う職業だと思います。私にとってもパン屋さんは、ワクワクして目移りしてしまう感じがジュエリーショップに通じるものがあるので、大好きです。子どもの頃から、自宅でパンを作ることも多く、年始には毎年、干支に合わせてパンを作ったりもしていました。子年にはネズミの形をしたあんパンを作ったり、巳年には蛇の形をしたパイを作ったり…。だから、パン作りの練習が楽しみですし、個人的にもマネージャーさんと一緒にパン教室に通うつもりです。そういうところから、しっかり準備を進めたいと思っています。

七五三掛 優吾は料理教室の講師ですが、食材の切り方や持ち方など、無意識の仕草にそういう料理上手な部分は現れるので、勉強のためにいろいろな料理の動画を見ているところです。僕は料理に関するバラエティー番組コーナーも任せていただいているので、自分の経験してきたことが、こうして役につながることもうれしかったです。おかげで、また一歩成長できるのではないかと楽しみにしています。

-お二人は舞台で共演経験がありますが、当時の印象と、今回改めて再会した印象を教えてください。

伊原 七五三掛さんの第一印象は「華やかな方」でしたが、一緒にお稽古をする中で、芝居に対してとても誠実な方だということが見えてきました。台本を覚えるのも誰よりも早いですし、「誰かがやったから、自分もこうしよう」ではなく、自分からアクションを起こすことができる方で、「漢(おとこ)」を感じました。今回、改めてご一緒して、華やかさという点は数倍増した気もしますが、そういう誠実さは変わりません。七五三掛さんがご一緒してくださることが心強く、一緒にいいドラマを作っていけるのではないかと楽しみにしています。

七五三掛 伊原さんと以前ご一緒したのはミュージカルだったので、真面目でストイックで、歌もお芝居もダンスもできるオールマイティーな方という印象でした。今回、久しぶりに再会し、その印象がより一層強くなりました。Travis Japanのメンバーとも共演されているので、幅広く活躍されているイメージもあります。

-劇中にはパン作りの場面もあるようですが、撮影で楽しみにしていることがあれば教えてください。

伊原 どれだけパンを食べられるのかが楽しみです。私自身はパン職人役ということで、自分で食べるより、お客さんに振る舞ったりするシーンが多いのですが、原作になかったパンも登場するので、どうにか隙を見ておいしいパンを食べようと思っています(笑)。

七五三掛 僕の演じる優吾は料理上手なので、調理シーンの手元をどんなふうに撮っていくのか、楽しみです。そのために練習を頑張っています。

-ところで、本作のキーワードである「転生」に関連し、お二人が過去に戻ってやり直したいことがあれば教えてください。

伊原 私はものをなくすことが多く、よく携帯やキャリーケースをどこかに置き忘れてしまうんです。それを、マネージャーさんに言われて気づいたりして。中でも悲しかったのが、海外で買ってきたお気に入りのサングラスを初めて使った日のことです。帰宅したらなくなっていたので、「また置き忘れた」と思ったのですが、翌日、マネージャーさんに迎えに来てもらったら、その場所に粉々に壊れたサングラスが落ちていて…(苦笑)。多分、前日に私が落とした後、クルマにひかれてしまったんでしょうね。だから、サングラスがクルマにひかれる前に戻りたいです(笑)。

七五三掛 僕は高校生のとき、高価なネックレスを頑張って買ったのですが、少し外れやすかったんです。それをつけて家族で海に行ったとき、浮き輪で波に乗っていたら、大きな波が来て転倒したはずみにネックレスが外れてしまって…。落ちる寸前までは見えていたのですが、その瞬間に波が来て、そのまま流されてしまいました(苦笑)。だから、その直前に戻りたいです。でもそれ以降、ネックレスを買うときは気を付けるようになりました。

伊原 2人とも、戻りたいのは落とし物をする前ですね(笑)。

-それでは最後に、お二人の考える本作の見どころを教えてください。

伊原 ミチルは、記憶を保ったまま、人生をやり直すことになります。だから、最初の人生では思いつかなかったアイデアが、いくつも出てくるんです。私たちも、「何を食べようか」「ジムに行ってみようか」など、いろいろな選択を繰り返しながら日々を過ごしています。でも、その選択が少し変わるだけで、たどり着く先がこんなにも変わるんだと身をもって感じたので、私自身も日々の選択を大事にしようと思いました。そんなふうに、ハッと気づかされる部分もありつつ、ミステリー要素もあるので、まずは第1話をご覧いただき、雰囲気を感じていただけたらと思います。

七五三掛 優吾は、誠実で優しい男性という印象を受けると思います。でも、物語が進むにつれ、彼自身もたくさんの葛藤を抱えていることが明らかになり、ミチルと過ごしていく中で、少しずつ成長していきます。優吾がどんなふうに成長していくのか。その過程も、見どころのひとつになると思います。ほかにもさまざまな見どころのある作品なので、ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです。

(取材・文/井上健一)

(C)カンテレ


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